2011/06/15

ブルーサ サンジョヴェーゼ 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーズ(オーストラリア:日本でボトリング:NV)\730
(2)カリニャン、グルナッシュ、、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー (仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\580
(3)ピノタージュ、ルビー・カベルネ、サンソー、メルロー(南ア:WOウエスタンケープ:NV)\524
(4)サンジョヴェーゼ(伊:エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ:09)\500
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:DOセントラル・ヴァレー:10)\368

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ブルーサ サンジョヴェーゼ 2009【外観】
少し落ち着いた黒っぽい色調の、濃いルビー。
色味は黒っぽく沈んだ感じのバイオレット。
深い透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性はやや強く、脚が長めに残る。

【香り】
赤い果実。
なめし革。
ちょっと、濡れた犬のような動物香。
グラスを回すと、ケミカルのような、ミネラルのような、閉じているような印象が出てくる。
フローラルな印象もある。
ハーブ。

【味わい】
残糖を少し感じる、セック。
シャープで、ドライな口当たり。
すっきりしたフルーティさを持っている。
ミディアムボディ。
酸味は強めだが、優しい感じ。
タンニンは細かく柔らかい。
舌の真ん中がちょっと乾くくらい。
後味にフルーティさと酸味が残る。
アルコール度は低め。
余韻は、少し続く。

【判定】
ちょっと落ち着いた色調と、透明感はフランスのヴァン・ド・ターブル。
イタリアもありそう。

香りの印象はなめし革の印象がサンジョヴェーゼ。

味わいは、アルコール度低めのドライでライトなタイプで、伝統産地の印象。
ドライな中にチャーミングなフルーティさがあって、モダンな印象。
フランスのヴァン・ド・ターブルだったら、もっと辛くて渋そう。
柔らかい味わいで、ほんのりフルーティで飲みやすいあたりは、イタリアっぽさを感じる。

ファイナルアンサーで、サンジョヴェーゼ
で、ピンポン

ライトで、スッキリ飲みやすいサンジョヴェーゼです。

【総評】
ブルーサ サンジョヴェーゼ 2009
BRUSA SANGIOVESE 2009

イタリア:エミーリア・ロマーニャ州:IGTルビコーネ
アルコール度:11%
ブドウ品種:サンジョヴェーゼ

リカーランドトップで、500円で購入。

カミさんに感想を聞いたら、「これ生っぽいね、480円」とのこと。

価格はほぼ正解ですね。
言われてみると、確かに生ぶどうジュースみたいな味わいはあります。

このワイン、やや温度高めで飲み始めたので、少し冷やしてみることにします。

今日の晩ご飯は我が家の貧乏メニュー、おから揚げ。

中濃ソースをつけると、コロッケのような味わいになって、このワインに良く合いますね。

からし醤油につけると、和風の味わいになりますが、それにも何となく合ってしまいます。

このワイン、料理の幅がとっても広そうな印象です。

ちなみに付け合せのサイドメニューは、からし菜、もやし、ワカメに、ポン酢をかけたサラダ。

絶対、赤ワインに合わない一品ですが、このワイン結構大丈夫です。

なんだか大人な対応をしてくれるワインですね。
受け入れるけど、深入りしない、みたいな。

冷蔵庫に入れて冷やしてみましたが、温度が低すぎるとダメみたい。

軽いジュースみたいな味わいになって、良さが無くなる感じがします。
苦みもちょっと強くなるような。

食事が終わって、ミックスナッツに合わせてみました。

カシューナッツは、まったりとした、ダラダラした合い方で、問題なし。
ピスタチオは苦みがケンカしてダメ。
くるみも渋味が強くなりすぎてアウト。
アーモンドも苦いですね。

ミックスナッツはほぼ全滅です。

ミックスレーズンもあったので合わせてみると、やっぱりレーズンに全部持って行かれてしまう感じですね。
ワインの辛さが浮くような感じです。

このワイン、サンジョヴェーゼでワンコインってのがポイントですね。
コストパフォーマンスは高いと思います。

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ブルーサ・サンジョヴェーゼ・ルビコーネ 2008 税込 500 円 送料別

※サイトより引用
気軽で手軽!ガブ飲みしちゃえるデイリーです!!
鮮やかな赤紫色、スミレと赤い果実の優しい香りです。味わいは果実味と酸のバランスが程よく、凝縮した感じではないが飲み飽きない。タンニンも味わいの後半にジワっと適度に感じて心地よいです。10日目のテイスティングでは香りがやや弱くなるも、よりクリーンに感じる果実味を楽しめました。

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