2011/05/22

ベリーA モンデ酒造 NV

 
(1)マルカット・ベーリーA(日本:山梨:)\1575
(2)メルロー(仏:ラングドック・ルーション地方:IGPコトー・デュ・リブロン:08)\1200(6本セット@997円で購入)
(3)テンプラニーリョ(スペイン:ムルシア州:フミーリャ:08)\1290
(4)グルナッシュ、サンソー(仏:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック:09)\1180(6本セット@997円で購入)
(5)カリニャン、グルナッシュ・ノワール、シラー(仏:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック:09)\798

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ベリーA モンデ酒造 NV【外観】
鮮やかな色調の、明るいルビー。
色あいは紫がかった鮮やかなバイオレット。
透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性はやや強く、脚が長く残る。

【香り】
赤い果実。
イチゴ。
キャンディ。
カラメル。
チャーミングで、甘い香り。
グラスを回すと、新酒っぽい印象。
炭酸のニュアンス。
花の蜜。
香りは割と強め。

【味わい】
残糖を少しだけ感じるセック。
シャープでフレッシュなアタック。
ライトからミディアムボディ。
酸味は強く、最後まで残る。
タンニンは弱めで、渋味は後味に少し残るくらい。
アルコール度は意外と強そう。
香りの割に甘みは少なく、ライトでシャープでドライな印象。
後味に、ちょっとまったりとした甘みが残る。

【判定】
明るい外観からは、マスカット・ベーリーA。

香りもキャンディや蜜などの軽く甘い印象が、マスカット・ベーリーA。

飲み口は以外をドライだが、軽くてシャープな酸味が、マスカット・ベーリーA。

ファイナルアンサーで、マスカット・ベーリーA
で、ピンポン

さすがにこれは分かりますね。

【総評】
ベリーA モンデ酒造 NV
Muscat Bailey-A Monde Wine NV

日本:山梨
アルコール度:12%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA

河口湖のおみやげ屋さんで、1575円で購入。

マスカット・ベーリーAの場合は、ガメイとかピノ・ノワールとか、キャンベルとかと一緒にやると難しくなるでしょうね。

新酒のような香りは、マセラシオン・カルボニック法で作られたのかな、と思わせますが、品種の特徴というよりは醸造由来の特徴の方が強い感じですね。

渋味が弱く、果実感が強め、というのがこの品種の特徴みたいですが、このワインは、ややフルーツ感を抑えてある印象ですね。

もっとジュースっぽいのを想像してましたが、以外としっかり、ワインらしい味わいです。

ただ、キャラクターがちょっと中途半端な感じで、フルーティさを楽しめるわけでもなく、ワインとしてもちょっと力不足?って印象もあります。

飲み進んでもあまり印象が変わりませんね。
飽きてくるかと思ったら、そうでもないかな。

でも、カミさんに感想を聞いたら、悪くないけど、飽きてくる、ですって。

国産の赤ワインとしては頑張ってる方だと思います。
地味な印象ですが、真面目に美味しいワインですね。

0 件のコメント:

閲覧数の多い記事