2011/05/07

アミゲーテ ソーヴィニヨン・ブラン 2009(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\638
(2)マカベオ(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:09)\500
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ:09)\500
(4)アイレン(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\498
(5)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:10)\480

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アミゲーテ ソーヴィニヨン・ブラン 2009【外観】
グリーンがかった、単調な色調のイエロー。
濃さは中くらいで、色味はシンプルで、均等に色がついている。
輝きは弱め。
粘性は中庸。

【香り】
カリン。
パイナップル。
甘い果実の印象。
グラスを回すとハーブのような爽やかな印象が出てくる。
柑橘系やミネラルの印象もある。
香りは弱めでフルーツ香が中心。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
フレッシュでシャープな辛い飲み口。
酸味は強めで、キツく、梨の芯のようなエグ味がある。
苦みが強く、後味にかなり強い苦みが残る。
グレープフルーツのようでもあるが、やや薬っぽい苦みでもある。
ボディは細くて弱めだが、芯はしっかりしている。
余韻は細く続く。

【判定】
外観はシンプルで、単一品種の印象。

香りは果実香中心。
最初の印象はシャルドネ。
マロラクティック発酵をイメージさせるクリームっぽい香りなどあり、ちゃんと造られるイメージ。
香りも雑味というか、余計な要素がなくて、高貴品種の印象。

味わいは残糖をほとんど感じない辛口で、伝統産地の印象。

このなかではフランスのヴァン・ド・ターブル。
シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブランの全部入り。

確かにそんな感じがする。

あと可能性があるのはスペイン。
マカベオとアイレンは違う気がする。
そうなると、ソーヴィニヨン・ブランの単一品種が残るが、そんな感じではない。

ファイナルアンサーで、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、グルナッシュ・ブラン
で、ブー

スペインのソーヴィニヨン・ブランでした。

【総評】
アミゲーテ ソーヴィニヨン・ブラン 2009
AMIGUETE SAUVIGNON BLANC 2009

スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ・デ・カスティーリャ
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

ドラジェの通販で、500円で購入。

あんまりソーヴィニヨン・ブランっぽくないんですよね。
でも、グレープフルーツっぽさとか、スッキリとしてて細身のボディなんかは確かにソーヴィニヨン・ブランかも。

カミさんに価格感を聞いたら、980円。
500円で買った事を伝えたら、それはお買い得、というコメントでした。

確かにバランスが良くて、マイナス要素の少ない、低価格ワインですね。

気になる点としては、ボディが痩せ気味と、苦みが強い、くらいで、全体的なまとまりはとても良いです。

今日の晩ご飯は、トマトソースベースの、ポークのマスタード煮込み。
ナンとパスタと合わせて食べましたが、結構合いました。

同時に開けた、2500円のロゼよりもこのワインの方が先になくなっちゃいました。

コストパフォーマンスの高い、お買い得ワインだと思います。

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