2011/02/27

プランス・デ・グラヴィエール ソーヴィニヨン・ブラン 2007(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)シャルドネ(仏:ブルゴーニュ地方:AOCシャブリ:09)\2480(特売:元値\3500)
(2)リースリング(ドイツ:モーゼル地区:QbA:08)\1120
(3)ソーヴィニヨン・ブラン(仏:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン:07)\798
(4)シャルドネ(日本:山形県:かみのやま:05)\600(ワゴンセール)
(5)シャルドネ(米:カリフォルニア州:NV)\380

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

プランス・デ・グラヴィエール ソーヴィニヨン・ブラン 2007【外観】
少しオレンジがかった、中庸な黄色。
若い感じだが、色味は少しオレンジ色が入っている。
透明で健全、輝きは強め。
粘性は弱い。

【香り】
熟れたリンゴ。
蜜。
白い花のような印象。
グラスを回すと、少し酸化したリンゴのような、酸っぱい香り。
グリーン系のハーブ。
香りは強めで、重いが、ちょっと酸化した印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
やや酸化したギスギス感のあるアタック。
酸味は強く、収斂性があり、キツめ。
アルコールが少し浮いた感じ。
ボディは中くらいで、あまり膨らみはない。
あと味にお酢のような酸の印象が残る。
余韻は短い。

【判定】
オレンジがかった外観からは、2005年シャルドネあたりが候補。

香りは、酸化をイメージさせるリンゴ。
スモーキーな重い感じもあって、シャルドネっぽい?
いや、この感じはボルドーブラン。

味わいは、酸味が中心で、さらに酸化している印象が強い。
ボディは中肉中背だが締まった感じ。
どちらかというとソーヴィニヨン・ブラン。

花粉症で鼻が利かないが、再度確認すると、やはりボルドーっぽいソーヴィニヨン・ブランの印象。

ファイナルアンサー、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ピンポン

ボルドーブランタイプの、ソーヴィニヨン・ブランです。

【総評】
プランス・デ・グラヴィエール ソーヴィニヨン・ブラン 2007
Prince des Gravieres Sauvignon Blanc 2007

フランス:南西地方:ヴァン・ド・ペイ・デュ・コンテ・トロザン
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、798円で購入。

ちょうど酸化しかかった、くらいの熟成感です。
2007年なので、もう4年前ですね。
この価格帯のワインにはちょっと厳しい熟成期間になってます。

カミさんに価格を聞いたら、680円。
ちょっと酸化してる感じが、評価低かったみたい。
しかもちょっと水っぽい、らしいです。

でも飲み進むとそれほど気にならないかな。

ワインだけでまとまってないのが、逆に料理にもよく合うかもしれません。

今日の晩ご飯は、中にゆで卵が入ってるミートローフとポテトサラダ。

ミートローフも問題ありませんが、ゆで卵とポテトサラダを合わせたものに良く合いました。

悪くないワインだとは思うのですが、このコンディションだとちょっと酸っぱいですね。

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