2011/02/27

シャトー・サン・プレニャン 2005(ブラインドテイスティング:外す)

 
(1)グルナッシュ60% シラー30% ムールヴェードル10%(仏:ローヌ地方:AOCコトー・デュ・トリカスタン:08)\1680
(2)ピノ・ノワール(仏:ブルゴーニュ地方:AOCブルゴーニュ:09)\1499
(3)サンジョヴェーゼ85%、カナイオーロ・ネッロ10%、マルヴァジア・ネラ5%(伊:トスカーナ州:DOCGキアンティ・コッリ・セネージ:08)\1250
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(5)グルナッシュ、シラー(仏:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック:05)\1040

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シャトー・サン・プレニャン 2005【外観】
フチまでしっかり黒い、濃いガーネット。
色はほとんど黒で、フチだけ薄くルージュ。
少し落ち着いた印象。
透明感はほとんどなく、底はまったく見えない。
粘性は高め。

【香り】
濃縮感のある黒い果実。
グリルした肉、あるいは煮込んだ肉、のような感じ?
バラのようなフローラル。
グラスを回してもあまり印象が変わらない。
茎っぽい青い印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
強くて辛いアタック。
酸味はしっかりしているが、タンニンがさらに強い。
舌全体が乾くような強い渋味。
アルコール度は高そう。
ボディはあまり強くなく、少し力が無い感じ?
余韻は少し続く。

【判定】
とても濃い外観はニューワールドの印象。
香りは、カベルネ・ソーヴィニヨンのスモーキーなグリーン香。
飲み口はとても強いタンニンと、思ったより弱いボディ。
残糖ではない、甘みを感じる。
チリカベが一番の候補だが、シラーも、サンジョヴェーゼも怪しい。
グラスを横にしてフチの色味を見るとやはり若い感じ。

ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ブー

ラングドックでした。

【総評】
シャトー・サン・プレニャン 2005
Chateau Saint Pregnan 2005

フランス:ラングドック地方:AOCコトー・デュ・ラングドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー

リカーランドトップで、1040円で購入。
 
いやまったく、ネタバレしてみると、やっぱりカベルネ・ソーヴィニヨンじゃないですね。

グルナッシュらしい、ちょっと収斂性のある酸味と、オリエンタルスパイスのような熟成感を持ってます。

タンニンが強いので、しっかりした強い品種のイメージがありますが、口当たりは、ほんのり柔らかさを持ってます。
ちょっとタンニンが強すぎてバランスが悪い感じですが、食事と合わせるとまた変わってきそうです。

今日の晩ご飯は、中にゆで卵の入ったミートローフ。
カジュアルな味わいなので、軽めの肉料理に良く合います。

時間がたつと少しマイルドになってきました。
柔らかいフルーティさがあって飲みやすいですね。

最初に感じた強い渋味もアクセントになってきた?

カミさんに値段を聞いたら1680円。
バランスが良くて、強さもある、だそう。

コストパフォーマンスは高いと思います。

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