2010/12/12

アルタスリ 2005(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(2)ピノ・ノワール、ガメイ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥグランAC:08)\1460
(3)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(4)メルロー70%、カベルネ・フラン20%、カベルネ・ソーヴィニヨン10%(仏:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1399
(5)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アルタスリ 2005
【外観】
落ち着いた色調の、濃いガーネット。
透明感はほとんど無いが、深い輝きを持っている。
色合いは落ち着いていて、3~5年前くらいの印象。
粘性はやや強め。

【香り】
紹興酒のような、すえた熟成感。
ドライプルーンのような果実香。
ドライフラワーの印象もあり。
グラスを回すと、ややフレッシュな果実香とフローラルな印象。
かなりの熟成感を感じる香り。
5年以上かも。

【味わい】
残糖を多く感じるやや辛口。
ちょっと不思議なくらい甘みがある。
香りほどの熟成感は無く、フレッシュなフルーツ感がある。
ちょっと酒精強化したワインみたい。
ミディアムボディ。
酸味は優しく、タンニンもマイルド。
思ったほど膨らまず、スレンダーで、キュートなイメージ。
余韻は長めに続く。

【判定】
熟成感のある外観と香り。
2005年以前のワインのイメージ。

香りはボルドーっぽさもあるが、やや華やかさに欠ける。

味わいは、ニューワールドの熟成ワインのような、甘さの強いタイプ。
2005年のガルナッチャか、2002年のボルドー。

味わいはとても軽めでフルーティなので、これはガルナッチャかな?

ファイナルアンサーで、ガルナッチャ、スペイン
で、ピンポン

とってもいいガルナッチャです。

【総評】
アルタスリ 2005
ARTAZURI 2005

スペイン:ナバラ州:ナバラDO
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ガルナッチャ

リカーランドトップで、1590円で購入。

カミさんに価格を聞いたら、2600円くらい。
確かに熟成感がとても良くて、後味もキレイなので、これは良いワインをイメージさせます。

カミさんは甘いワインが嫌いなので、これはダメかなと思ったら、甘さが後を引かないので、大丈夫みたい。

最初のアタックのこの甘さがこのワインの特長ですね。

熟成感がありながら、フルーティさを持っている感じは、ワンランク上の素質を感じます。

今日の晩ご飯はトマト鍋。
とても良く合いました。

食事との相性もいいし、ワインだけで飲んでいても十分美味しい。

ロバート・パーカー氏が、スペインのシャトーヌフ・デュ・パプと評したみたいですが、確かにブラインドで飲んだら、間違える人もいそうですね。

ほどよい熟成感が魅力的で、味わい深いワインです。

■楽天ショップへのリンク
[2008]アルタスリ 税込 1,774 円 送料別
※サイトより引用
アルタスではガルナッチャの2つの魅力を表現する為に2本の赤ワインを生産!
ガルナッチャの2つの魅力とはフレッシュでチャーミングなキャラクターともう1つはシャトーヌフ・デュ・パプのように長熟に耐えうるポテンシャルのある葡萄である事。
アルタスリはフレッシュでチャーミングなキャラクターを最大限に表現しでも気軽に楽しめる様にお手頃のラインナップとしてリリースしていますが、ここ数年は徐々に価格が上がってしまいましたが、今回は新ヴィンテージを特別価格で!
W.A誌でも88点の高評価!
ガルナッチャらしい可愛らしくフレッシュなキャラクターで赤い小さな果実やスミレの花などが香るアロマ。
程よく収斂性のあるタンニンと柔らかく伸びやかな酸が果実味にまとまりを与え、バランスの良い味わいに。

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