レゼルヴ・ディ・プティ・コロンビエ 2002
Reserve du Petit Colombier 2002
フランス:ボルドー地方:コート・ド・カスティヨンAC:02)\1450 C
アルコール度:13%
ブドウ品種:メルロー主体
リカーランドトップで、1450円で購入。
【外観】
落ち着いた色調の、深い透明感のあるルビー色。
わずかにオレンジっぽさを感じるが、まだまだ紫が強い。
濃いが、深い透明感があり、グラスの底はしっかり見える。
粘性は中庸で、脚が多く現れ、早く消える。
【香り】
スミレのようなフローラル。
なめし革。
少しゴムっぽい印象もある。
ケミカルなのは、まだ閉じているからかも。
グラスを回すとオリエンタルスパイスのような、熟成を感じる香りが出てくる。
それにまだゴムっぽさが残る。
香りは華やかで強め。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
最初のマイルドな口当たりだが、アルコール度が高く、辛い。
ミディアムボディ。
柔らかいアタックから、少し収斂性のある酸が立ってきて、そのあとスーっと消えていく感じ。
アフターは乾いて、辛い。
何となく全体に刺々しい印象が残り、柔らかい熟成感は感じない。
余韻は短め。
【総評】
8年前のワインだけど、まだまだヤンチャなイメージ。
というか不良中年って感じ?
ずっとケミカルな印象が取れないので、少しデキャンタージュするといいのかもしれません。
でも力のあるワインでは無いので、一気に酸化して飲めなくなるかな~。
試しにグラスに少し残ったワインをガンガン回してみると、案の定、酸っぱくなってしまいました。
2002年ってボルドーではあまりいい出来の年ではないみたいなので、こういうお手頃価格で、手に入るんでしょうね。
今日の晩ご飯はフツーのルーのカレー。
ワインの香りがしっかりしてるので、いまいち馴染みません。
カレーでもビーフのしっかりしたお肉が入っていると合いそうですね。
時間がたってくると、ケミカルな印象は無くなりますが、辛い印象は変わらず。
程良い熟成感が楽しめるワインですが、ちょっと神経質な感じがずっとあります。
なかなか心開かないみたいな。
なんだかちょっとカビ臭いような気もするのですが、ひょっとしてブショネ??
良くとらえると、香木のようなオリエンタルスパイスのような感じが特徴です。
ちょっとクセのある、マニアックなボルドーですね。
2010/07/18
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