2010/06/29

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会公認ワイン ネダバーグ 2010 ソーヴィニヨン・ブラン 2009(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)ソーヴィニヨン・ブラン(南アフリカ:コースタルリージョン:パール:09)\1680
(2)ゲヴュルツトラミネール(チリ:アコンカグア:カサブランカ・ヴァレー:09)\1250
(3)シャルドネ(伊:ピエモンテ州:ピエモンテDOC:08)\1180
(4)シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー:マウレ・ヴァレー:09)\758
(5)品種不明(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\500

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会公認ワイン ネダバーグ 2010 ソーヴィニヨン・ブラン 2009
【外観】
ほとんどグレーに近い、淡いレモンイエロー。
ほんのりグリーンがかっていて、濃さは日本酒程度。
輝きは弱く、水のよう。
小さな気泡が多くグラスにつく。
粘性は弱くサラッとしている。

【香り】
酵母のような醗酵香。
かすかにグレープフルーツのような柑橘系。
香りは弱く、はかなげ。
グラスを回すと、柑橘系の香りがたってくる。
炭酸の印象も強い。
空気に触れると一瞬香りが強くなるがすぐに弱くなる。

【味わい】
残糖をほとんど感じ無いセック。
口当たりはとても軽く、水っぽい。
シュワシュワした酸味があり、レモンサワーのよう。
最初に酸味がワッと広がるが、すぐに無くなって、かすかに苦味が中間地点に残る。
フィニッシュが無い感じ。
たまにある、ワインが途中で止まるような味わい。

【判定】
まったくのブラインドだったら甲州って言ってるかも。
あるいは、ミュスカデ。

外観はほとんど色が無く、ソーヴィニヨン・ブランがちょっと怪しい?
輝きも弱く、安いワインの印象。
炭酸をたくさん含んでいるので若々しい。
香りは弱めだけど、グレープフルーツの印象が強い。

あれ??
すっかりスペインのヴィノ・デ・メサのクラスかと思ってたけど、ひょっとして南アフリカのソーヴィニヨン・ブラン???

あー、ますますソーヴィニヨン・ブランっぽい味わいになってきた。

最初は安い印象だったけど、ちょっと落ち着いてきたら以外と美味しいかも。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、南アフリカ
で、ピンポン

そうなんです、今日は歴史的な、FIFAワールドカップ決勝トーナメント、日本の一回戦目です!
ガンバレ!日本!

【総評】
2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会公認ワイン ネダバーグ 2010 ソーヴィニヨン・ブラン 2009
FIFA Limited Release - NEDERBURG FIFA 2010 SAUVIGNON BLANC 2009

南アフリカ:コースタルリージョン:パール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン

リカーランドトップで、1680円で購入。

最初水っぽい印象がありましたが、軽いながらもバランスよくまとまっていて、爽やかなワインです。

今日は鶏の南蛮漬け。
ちょっと酸味の効いた味わいが、意外とマッチします。

サッパリ系の料理に、サッパリ系のワインで、蒸し暑い日には最適ですね。

今回の、2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会公認ワインは、赤にしても白にしても、第一印象は伝統産地の印象があります。
ちょっとドライなんですね。

さらに、クリーンで雑味の少ない味わいです。

その分、やや軽く感じてしまう部分もありますが、バランスがいいので、問題ありません。

特にこのソーヴィニヨン・ブランは、ニュージーランドのソーヴィニヨン・ブランのような、品種の個性をとてもうまく活かしている印象がありますね。

ソーヴィニヨン・ブランの持っている味わいを活かしながら、上品に、バランスよくまとまってる感じ。

素性の良さというか、ワインメーカーの実力を感じさせます。

・・・と、飲みながら日本代表応援してたのですが、ベスト8進出ならず!残念!
でもよくやった!!!

本当に今回のワールドカップは楽しませてもらいました。

このワインも相当頑張ってる感がありますね。
限定生産なので、もう手に入らないかもですが、話のネタにどうでしょうか。

■関連リンク

・リディオ・カラロ フェイス ブランコ 2012 FIFA World Cup 2014公式ワイン

・リディオ・カラロ フェイス ティント 2012 FIFA World Cup 2014公式ワイン

・2010FIFAワールドカップ南アフリカ大会公認ワイン ネダバーグ カベルネ・ソーヴィニヨン 2008

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