FORTANT CABERNET SAUVIGNON 2008 (375ml)
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
ナチュラルローソンで、ハーフボトルを608円で購入。
【外観】
透明感のある、鮮やかなルビー色。
底がハッキリ見えるくらいの透明感。
若々しい鮮やかな色調。
輝きは弱く、ジュースっぽい外観。
雫に色素が残る。
粘性は中庸。
【香り】
赤い果実。
なめし革。
グラスを回すと、赤味のような動物香。
やや鼻をつくようなケミカル臭もある。
閉じているような還元香がある。
【味わい】
少し残糖を感じるセック。
ミディアムボディ。
フルーティで、スッキリした口当たり。
酸味は強めだが、柔らかさがある。
タンニンは細かく、繊細な印象。
アルコール度は少し高め。
後味はやや乾く。
【総評】
手堅く、まとまっている印象。
フランスらしい、しっかりとした辛口ながら、フルーティさもあって、モダンなイメージもある。
バランスはとても良く、それぞれの要素が破綻なくまとまっている。
今日も家に買えれず、晩御飯はコンビニのミートスパ。
ミートソースが甘いので、ワインの苦味がちょっと浮いてしまいますが、そこそこ問題ありません。
でもこのワインはコンビニメニューよりは、しっかりした料理の方が合いそうですね。
ジャンキーなイメージが無いんですよね、このワイン。
ちなみにポテトチップスがあったので、ミートソースを乗せて、ワインに合わせてみました。
口に含んだ瞬間に、ワインが「ん?」ってしかめっ面をします。
でも、咀嚼して、肉の味が広がると、ちょっと納得してくれる感じ?
基本的にはNGですね。
このワイン、ストレートに肉の味のする料理がいいでしょうね。
ワイン自体が素直な味わいなので、あまりスパイスとか効いていない、シンプルな肉料理が良さそうです。
価格的のバランスを考えなければ、ローストビーフ?
ラム肉でもそこそこいけそうな気がします。
合わないのを覚悟で、ピーナッツチョコに合わせてみました。
チョコレートの香りの強さと甘さに完全にワインがノックアウトされます。
残るのは苦味だけ。
あらためて、チョコレートって香りと味が強いんだなー、って思いますね。
最近、安易にチョコレートと赤ワインの組み合わせをすすめてるように感じますが、チョコレートに本当に合わせるには、相当強いか、あるいは甘いワインじゃないと負けてしまいますよね。
ちなみに、ポテチだけに合わせても、インスタント臭さが際立ってしまいますね。
合わせる食事の本質をあぶり出すワインかもしれません。
このワイン、ロベール スカリのワインですが、我が家的には安心のブランドの一つですね。
とてもいいワインだと思います。
■楽天ショップへのリンク
フォルタン カベルネソーヴィニョン ハーフサイズ 375ml 税込 504 円 送料別
※サイトより引用
社長のロベール・スカリ氏は1970年代の初めにカリフォルニアのナパ・ヴァレーを視察した際、多くのカリフォルニアワインの先駆者たちを訪問し、彼らの品質にかける姿勢と、「ヴァラエタル(品種名)ワイン」という打ち出し方に多大な感銘を受け、のちに1982年には自らナパ・ヴァレーに「セイント・シューペリー・ワイナリー」を経営し、600haの畑にシャルドネ種、カベルネ・ソーヴィニヨン種、ソーヴィニヨン・ブラン種などを植えました。
このカリフォルニアでの経験と成功が「南仏にも世界に通用する高貴な品種を植え付けよう」というアイデアを生み、このアイデアが今日のヴァン・ド・ペイ・ドックの「ヴァラエタル(品種名)ワイン」の成功につながったのです。その功績からロベール スカリ氏は現在、フランスワイン界で「ミスター・セパージュ(セパージュとは葡萄品種のこと)」の名で親しまれるまでになりました。
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