サンティアゴ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
SANTIAGO CABERNET SAUVIGNON NV
チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
グルメシティで、428円で購入
【外観】
若々しい色調の濃いガーネット。
少し透明感があり、底が何となく見えるくらい。
色は黒っぽいが、フチはバイオレット。
粘性は弱め。
ディスクは薄い。
【香り】
赤身の肉のような動物香。
黒いフレッシュな果実。
ブルーベリーや、カシス。
グラスを回すと、ヴェジェタルといか、杉っぽいというか生の木のような印象。
スパイシーさもある。
香りは全体に弱め。
【味わい】
少し残糖を感じるセック。
ミディアムボディ。
酸味は弱めだが、少しギスギスした感じ。
タンニンは控え目。
舌の表面全体が乾くような感じ。
アルコール度が少し高めかも。
後味は酸味が勝って、ジューシーさの方が残る。
【総評】
この価格にしては上出来のワイン。
香りが弱めでケミカル臭が少しあり、ややバランスが悪い感じはあるが、トータルでは納得感のある飲み口。
あまり冷やさずに室温に近い(18℃くらい?)方がまろやかさが出て美味しいかも。
試しにちょっと冷やしてみると、これはこれで結構いけますね。
フレッシュさが強くなって、全体に締まりが出る感じ。
キンキンに冷やすのはアウトですが、飲むときに冷蔵庫に30分くらい入れておいて、冷やした状態から飲むのがいいかもしれません。
カミさんに、品種と国と値段を当ててもらったら、「カベルネ・ソーヴィニヨン、南アフリカ、480円」
ほとんど正解。
でもまさに、カベルネ・ソーヴィニヨンらしく、新世界ワインで、安い、という味わいです。
ひと昔まえのいわゆるチリカベ、みたいな、むやみに濃いって事はなく、そこそこフレッシュ感のある感じが好印象です。
今日の晩御飯は普通のルーの挽肉カレー。
節約メニューですね。
ワインは完全に負けますが、口をフレッシュにしてくれて、さらにフルーティな余韻を与えてくれます。
一気にワインが進んでしまいますね。
飲みすぎる危険なパターンです。
しかしこのワイン、家庭のカレーにちょうど合うタイプかもしれません。
カレーって、食べ物としてはかなり塩気が強いのですが、このワイン自体が塩味が無いので、全然ケンカしません。
カレーのスパイシーさと、ワインのフルーティさがうまく調和して、さらにこのワインの弱点のケミカル臭をかき消してくれますね。
たまたまとはいえ、今日の組み合わせはバッチリでした。
安いという安心感もあって、平日に飲みすぎてしまうワインですね。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
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