(1)シラー40%、カリニャン40%、グルナッシュ20%(仏:ラングドック・ルーション地方:コルビエールAC:07)\1290
(2)グルナッシュ、シラー(フランス:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:07)\926 (6本セット5555円
(3)シラーズ、マルベック(アルゼンチン:サン・ファン州:バジェ・デル・トゥルン:08)\926 (6本セット5555円
(4)グルナッシュ、カリニャン、メルロー(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\850
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
深い透明感のある濃いガーネット。
何となく透明感はあるが、底までは見えない。
少し濁りのようなものを感じる。
色合いは黒っぽく落ち着いている。
粘性は中庸で、脚が多く現れるがすぐに消える。
【香り】
3日ほど香りを失っていたので、まだかすかにしか匂いを感じない。
濃厚な果実香と、黒いフレッシュな果実香。
ちょっと鼻をつくケミカル臭。
グラスを回すとケミカルな印象が強くなる。
動物香と焦げ臭、樽の影響がある・・ような気がする。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
アルコール由来の甘さがある。
酸味は強めでフレッシュ感を出している。
渋みはやわらかく、穏やか。
まろやかな飲みやすいバランスにまとまっている。
ボディはライトからミディアム。
後味は酸味が残りジューシーさがある。
余韻は、かすかに続く。
【判定】
濃い外観からはどれも候補。
香りは全然感じなかった状態からつい半日前に戻ったばかりで、当てにならない。
味わいのバランスは、フルーツ主体でカジュアル。
バランスは良い。
辛口の印象からはアルゼンチンといよりはフランス。
ボディの軽さもニューワールドのものとは違う。
グルナッシュ主体のフルーティさと思われるので、コート・デュ・ローヌか、ヴァン・ド・ペイ。
香りの強さや飲み口のボリューム感から考えるとヴァン・ド・ペイ。
ファイナルアンサーで、グルナッシュのヴァン・ド・ペイ
で、ピンポン
最近、グルナッシュの魅力が何となくわかってきました。
【総評】
キュヴェ・アマンディエ ルージュ 2008
CUVEE DES AMANDIERS ROUGE 2008
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:12%
ブドウ品種:グルナッシュ、カリニャン、メルロー
リカーランドトップで、850円で購入。
去年の年末から、シャトーヌフ・デュ・パプを数種類飲んだり、グルナッシュ・ノワール主体のワインを飲む機会が多くあって、グルナッシュ・ノワールの特徴や魅力が何となく分かるようになってきました。
先日の小飼一至会長の講演では、「グルナッシュ・ノワールはワインに、しなやかさとなめらかさを与える。」とおっしゃっていました。
シラーやカベルネ・ソーヴィニヨンなどと違って、無駄に強さを出さない自然体なワイン、がグルナッシュ・ノワールの良さかな、って気がします。
ちなみに最初、濃いと思っていましたが、結構透明感が強いですね。
なので、ガーネットではなく、完全にルビーです。
もちろん濁りもありません。
何だったんでしょうね?最初の外観の印象は・・・すみません。
それにしてもこのワインは、グルナッシュの良さをうまく引き出して、軽やかにバランスよくまとめていると思います。
こういうテーブルワインが出てくるお店は安心できますね。
鼻がいまいち効いてないので、ひょっとすると香りに問題とかあるかもしれませんが、少なくとも花粉症のお客様には大丈夫ですね。(なんじゃそりゃ)
軽いので、家庭料理にも良く合いそうです。
あれあれ?
お酒のせいで鼻の奥が腫れぼったくなってきて、また香りが無くなってしましました。
ワインをくんくん嗅いでも何も臭わない・・・くすん。
白ワインは匂いが無いとお酢みたいになっちゃいますが、赤ワインは味の広がりがあるので、まだ飲める感じです。
とりあえず、ワインの評価はこのへんでやめておきます。
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2 件のコメント:
こんばんはー
花粉症の人にはつらい時期になりましたね。(^^;
私も花粉症で、、ワインを飲んでいても香りがさっぱり分かりません(T.T)
コメントありがとうございます。
香りが無いだけで、こんなに美味しく無くなるんだ、ってびっくりしますよね。
チョコレートなんて、味気ない砂糖菓子みたいになりますからね、驚きです。
いいワインは5月以降におあづけですね。
お互いがんばりましょう。
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