2009/12/13

マルキ・ド・ボーセル・ヴィオニエ 2008(ブラインドテイスティング:当てる)

(1)シャルドネ(チリ:カサブランカ・ヴァレー:08)\1350
(2)ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:クリコ・ヴァレー:08)\1080
(3)ヴィオニエ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\990
(4)ヴァイスブルグンダー(ドイツ:ラインヘッセン地域:クヴァリテーツヴァイン トロッケン:08)\990

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

マルキ・ド・ボーセル・ヴィオニエ 2008
【外観】
ほんのりオレンジがかった、輝きのあるイエロー。
グレーっぽさが強く、金属質な外観。
輝きは強く、すこしギラギラした印象。
粘性はやや強く、脚があとからゆっくりと降りてくる。

【香り】
ライチやマンゴーのような南国系の果実香。
香りは強くアロマティック品種の印象。
爽やかなハーブ系の香りもある。
グラスを回すと、シロップ漬けの黄桃のような甘い印象が出てくる。
基本的にはフルーツ香主体。

【味わい】
わずかに残糖を感じるセック。
口当たりは柔らかさがあり、酸味も強いがマイルド。
ほんのり後味に苦味が残る。。
アルコール度はやや強く、余韻は少し続く。
やや酸味が収斂性を持っている感じ。

【判定】
特徴のある色味。
熟成しているのか、日光を多く浴びたブドウなのか。
イメージとしては、ヴィオニエ。
若いけどオレンジっぽい色調。
香りは、アロマティック品種の印象。
ゲヴュルツトラミネールや、マスカット。
そういう点ではヴィオニエか。
味わいは、特徴的な甘さを感じる。
残糖というよりは品種が持っている甘みとでもいうのか?

ファイナルアンサーで、ヴィオニエ
で、ピンポン

ヴィオニエらしさがありながら、フレッシュで爽やかな飲み口です。

【総評】
マルキ・ド・ボーセル・ヴィオニエ 2008
MARQUIS DE BEAUCEL VIOGNIER 2008

フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:ヴィオニエ

リカーランドトップで、990円で購入。

ヴィオニエといえばコンドリュー。
こってりとした個性的な味わいの白ワインとして有名ですね。

このワインはヴィオニエらしさを持ちながら、フレッシュで爽やかなまとまりです。

個性的でもあり、飲みやすくもあります。

時間が経つと、香りにもボリューム感が出てきましたね。

カミさんに値段を聞いたら、「1280円」。

1000円前後だとお買い得感があります。

ただ、ヴィオニエはやや癖のある味わいなので、好き嫌いはあるかもしれませんね。

最近はゲヴュルツトラミネールやミュスカなどの、癖のあるアロマティック品種を使った華やかな白ワインってのがブームですよね。

このワインも香りを強く出しながら、口当たりの良い飲みやすいワインに仕上がっています。

シャルドネやソーヴィニヨン・ブランに飽きた人にはオススメです。

■楽天ショップへのリンク

マルキ・ド・ボーセル・ヴィオニエ 2008 税込1,134 円 送料別

※サイトより引用
競合ひしめくこのラングドック地区にあって、【ブリニョール・コンクール金賞】をたった1080円のワインが見事受賞する快挙!!
『まさに白桃の香りがグラスから爆発して来る!!
コルクを抜いた途端、肉厚で、豊満で、贅沢なこのワインには、桃、アプリコット、メロン、チェリーなどなど沢山の果実を発見することが出来ます。そして口に含めば飲むほどに今度は綺麗なスミレの香りが満開に花開くかのようにグラスから立ち上り、その奥の深さたるやあの高級コンドリューを見事に彷彿させているぅー!!』
濃厚、凝縮、トロトロっぷりにただただ大絶叫!!

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