(2)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:08)\1180
(3)リースリング(豪:南オーストラリア州:07)\1050
(4)シャルドネ、マスカット(仏:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:08)\980
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや緑がかった、淡いレモンイエロー。
若々しい外観で、輝きは大人しい。
粘性は弱く、さらっとしている。
ディスクは薄い。
【香り】
強いフルーツとハーブの香り。
南国系フルーツや蜜のような印象。
ヴァニラやクリーム系の香りも強い。
グラスを回すと、スパイシーな印象が出てくる。
香りは複雑で、マロラクティック発酵の印象や新樽熟成、複数の品種のブレンドのイメージ。
【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味は強い。
フレッシュで、爽やかだが、ドライなので、やや硬質な印象。
フルーツの印象はあまり強くない。
アルコールはやや強い。
後味は酸味が残り、ジューシー。
【判定】
淡い外観からはリースリング。
でも香りが全然違う。
香りはボルドー。
複雑な要素が混ざっている。
味わいはかなりのセックで、ここでもボルドー。
若々しさがあるので、03のアリゴテは完全に消える。
可能性があるとしたら、シャルドネ、マスカットのブレンド。
少なくともマスカットの印象は感じない・・・が、最初に感じた強いヴァラエタルアロマはマスカットのものかも?
もう飛んでしまいましたが。
樽の影響を感じる、ヴァニラのニュアンスが強く、やや青草のようなグリーン系の爽やかさもあり、やはりここはボルドーではなかろうか。
ファイナルアンサーで、ボルドー
で、ピンポン
久々にボルドーブランって感じのワインです。
【総評】
セデュイール ボルドー ブラン 2008
Seduire Bordeaux Blanc 2008
仏:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%
町田の蔵家さんで、1180円で購入。
このワイン、バリューボルドーに選ばれていますが、なるほどって感じ。
香りに厚みがあって、飲み口がすっきりしてます。
ボルドーブランに良くある、やや渋酸っぱいような収斂性もちょっと感じますね。
本格的なボルドーブランなのですが、やや生真面目な印象というか、余裕が無いというか、飲んでいるうちにちょっと疲れてきました。
真面目な人とずっとしゃべっているような感じでしょうか。
もうちょっと遊びの部分があってもいいんじゃない?って感じ。
でも何だか、その印象がちょっと懐かしい、温故知新といった感じもあります。
決して悪いワインでは無いので、その個性も受け入れてしまえば、とても美味しくいただけますね。
カミさんの意見は、「美味しいんっだけど、ちょっと単調な気がする、980円くらい?」。
しっかりしたいいワインなんですが、微妙に魅力に乏しい感じがするのでしょうか。
輸入元のドウシシャさんのサイトを見ると、「ボルドー№1のヒットメーカーで醸造責任者を務めるイザベル・クストー氏が日本の愛好家の為に造ったワインです。」とありますね。
http://www.doshisha-liquor.jp/wine/item/log/eid93.html
※サイトより引用
緑がかった輝かしい黄色。香りは柑橘系の爽やかさと熟したトロピカルなフルーツのニュアンスさえ感じられます。非常にインパクトがあり、また樽からくるバニラ香などが感じられ非常に複雑味のある香りです。濃厚でボリューム感にあふれた味わいは、余韻も長くフレッシュ感もあふれています。
まさにそんな感じです。
価格も安いので、ボルドーブラン好きな人は一度試してみる価値はあるのではないでしょうか。
■楽天ショップへのリンク
http://www.rakuten.co.jp/wineuki/452051/452061/458269/841486/
※サイトより引用
厳選された葡萄を更に選果。スキン・コンタクトを十分に行い、オークの新樽にて発酵を行います。木樽で発酵を行うことにより、柑橘系の爽やかさとトロピカルフルーツやバニラのフレーバーも加わり、ボリューム感のあるフレッシュな余韻のあるワインとなっています。生ガキやチキンソテー、ソースを使った魚料理にとても良く合います。
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