
花粉症に苦しむみなさん。
ワインを楽しむには辛い季節到来ですね。
(T-T)
特に試験を受けようと思っている人は、花粉症の時期はろくにテイスティングも出来ず、とても焦ります。
私も十数来の花粉症で、ひどい症状のときには嗅覚をまったく失った事もありました。
強い匂いでも全然感じないので、痛んだ食べ物の匂いも分からないくらいの状態。
人生初めての体験で、食べ物を口に入れるのが怖かった事を覚えてます。
そんな嗅覚にハンデを持っている私なので、テイスティングに関してはかなり苦手意識がありました。
ところがテイスティングを続けていて分かったんですが、嗅覚が敏感という事と、香りを嗅ぎ分けられる能力はイコールじゃないんですよね。
ハードウェアとソフトウェアの関係みたいなものでしょうか。
嗅覚はハードウェア、センサーです。
それに対して、嗅ぎ取った香りが何なのか、という分析は脳の仕事、ソフトウェアの仕事です。
ハードウェアの性能は先天的なものがあるかもしれませんが、ソフトウェアの方、分析能力は体験を積むことで訓練されていきます。
テイスティングは実際に飲む事も大事ですが、机上の勉強もかなり重要。
花粉症の時期は机上の勉強をがんばってみてはいかがでしょうか。
アロマパレットで遊ぶ―ワインの香りの七原色
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