・メルロー90%、マルベック10%(仏:ボルドー:プルミエール・コート・ド・ブライAC:04)\1080
・ピノ・ノアール(豪:サウス・オーストラリア州:07)\1050
・テンプラニーリョ70%、シラーズ30%(スペイン:カスティーリャ地方:ヴィノ・ディ・ラ・ティエラ:06)\860
・ピノタージュ60%、シラーズ40%(南アフリカ:ウエスタン・ケープ州:07)\750
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
透明感のある深いルビー色。
底がうっすら見える。
わずかに濁りを感じる。
色味は落ち着いていて黒っぽい。
粘性はやや強く、脚が多く現れる。
【香り】
実は花粉症が始まって香りがあまり分からない・・
果実香は赤系で少し落ち着いた印象。
グラスを回すとなめし革よりやや生っぽい動物香。
ムスクっぽいのかな。
ドライフラワーのような印象も少し。
【味わい】
残糖を感じるほんのりとした甘さ。
ライトからミディアムボディ。
タンニンはやや強く、収斂性がある。
酸味もしっかりしているが、やや大人しく、後味はタンニンが強い。
【判定】
外観は透明感があるので、ピノ・ノアールが第一候補。
でもやや濃いので他の品種も外せない。
香りはやや弱く、赤系果実となめし革。
印象としてはピノ・ノアール。
味わいは見た目よりタンニンが強い。
滑らかとは言えない感じがまたピノ・ノアールっぽさを感じる。
ファイナルアンサーで、ピノ・ノアール
で、ピンポン
軽いカジュアルなピノ・ノアールです。
【総評】
ハーディーズ ノッテージヒル ピノ・ノワール 2007
Hardys Nottage Hill Pinot Noir 2007
オーストラリア:サウス・オーストラリア州
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ピノ・ノアール
リカーランドトップで、1050円で購入。
ちょっとジュースっぽい印象があって、飲み進むとちょっと物足りなさを感じますが、癖がないのでカジュアルなシーンでは活躍しそうなワインです。
しかもボトルのエンボスやラベルデザインに高級感があって、お土産に良さそうですね。
食事に合わせると、あらビックリ。
まるっきりジュースの印象になります。
あれ?飲んでたのジュースだっけ?って感じ。
レトルトのジェノヴェーゼソースのパスタですが、まるで受け付けません。
オムレツもダメ。(あたりまえか)
鶏ひき肉を使った、照り焼きダレの料理には意外と合いました。
なんだか、しょうゆ味の料理に合いそうですね。
ワインにほんのり甘みもあるので、馴染みがいいのかもしれません。
和食にあう、ピノ・ノアールなのかも。
となると焼き鳥なんて良さそうですね。
しかしこのワインのすごいところは、13.5%もあるアルコール度数を感じさせないところです。
ジュース感覚でくいくい飲んでいると危ないですね。
ピノ・ノアールを飲みたくてこのワインを開けると、ちょっとがっかり、って感じになりますが、1000円前後のワインとしてはお買い得感があります。
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