・ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン(仏:ボルドー:05)\1190
・モスカート(米:カリフォルニア州:ナパ・ヴァレー:06)\1029
・トレッビアーノ50%、マルヴァジア40%、シャルドネ10%(伊:プーリア州:サレントIGT:05)\940
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:セントラル・ヴァレー:05)\798
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや淡い中庸な黄色。
すこしベージュがかっている。
ディスクはやや厚く、粘性はやや強い。
【香り】
蜜のような印象。
フルーツのシロップ漬けの印象もある。
カリンのような印象と、柑橘系の香り。
グラスを回すと、熟した果実香。
洋ナシのようなイメージ。
【味わい】
酸味が強く、収斂性があるのみ口。
ややキツく、荒っぽい。
少し酸化しているような印象。
酸っぱさが強く残る後味。
余韻は短く、アルコールのニュアンスが残る。
【判定】
ベージュっぽい外観はやや熟成が進んでいる印象。
粘性も強めでアルコール度は高そう。
香りはフルーツ香主体。
熟した果実の印象に柑橘系も香る。
ソーヴィニヨン・ブランでは無さそう。
そうなるとモスカートか、イタリア。
飲み口はそれほど残糖を感じないので、モスカートでは無いかな。
そうなると消去法でイタリア。
05年なので熟成感も適当かも。
ファイナルアンサー、イタリア
で、ブー
なんとチリのソーヴィニヨン・ブラン
【総評】
ガトー・ネグロ ソーヴィニヨン・ブラン 2005
Gato Negro Sauvignon Blanc 2005
チリ:セントラル・ヴァレー地区
アルコール度:13%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
リカーランドトップで、798円で購入。
ネタバレしてみると、あー、って感じで、かすかに青草のような印象があります。
アルコール度がちょっと強くてバランスがいまいちなんですよね。
そのあたりもややチリワインのイメージがあります。
でもかすかに香るソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマを感じないとダメですね。
強烈な酸味はソーヴィニヨン・ブランをイメージさせたのですが、熟した果実香のイメージはちょっと違ったんですよね。
トロピカルフルーツはソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマですが、少し熟すとこんな感じになるのかな、ちょっと熟した洋ナシみたいな。
少し時間が経ってくると、ソーヴィニヨン・ブランらしさが前面に出てきました。
ちょっとスモーキーさを伴った、青草香。
しっかりした酸味。
余韻はズバっと切れるような印象で、後味に強い苦味が残ります。
我が家的にはいまいちかな~、ちょっと後味が重いんですよね。
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