2008/09/09

ジャック・フレーラン ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー 2002(ブラインドテイスティング:当てる)

・ユニ・ブラン40%、テレ40%、マルサンヌ20%(仏:ラングドックルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー)\980
・シャルドネ(チリ:セントラル・ヴァレー)\850
・ユニブラン、ソーヴィニヨン・ブラン(仏:ガール県)\599

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ジャック・フレーラン ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー 2002
【外観】
やや人工的な彩度の高い黄色。
ほんのりグリーンがかっている。
中庸な色合いで、フチはほぼ無色。
粘性は中程度で、脚が複雑に残る。

【香り】
ミネラル。
チーズのような発酵香。
ちょっと青草のようなハーブ香。
フルーツは柑橘系くらい?
香りは弱く、グラスを回すと香りがだんだん飛んでいく。

【味わい】
酸味が強いが、スッキリ感は無い。
後味はやや水っぽい。
バランスがあまり良くない。
舌のまんなかに置いたように余韻が残る。
カルピスのようなエグミがたまる。

【判定】
ちょっと人工的なキツイ黄色。
チリのシャルドネ?って感じがする。
香りは、あまり強くなく、品種を特定できるような香りが無い。
フルーツ香も大人しく、ちょっと青臭さを感じるものの、ソーヴィニヨン・ブランのヴァラエタルアロマでは無さそう。
味わいは、もったりしていて、コロンバールを使ったワインのような、蒸留酒の元になるようなイメージ。

ファイナルアンサーで、ユニ・ブラン40%、テレ40%、マルサンヌ20%
で、ピンポン

シャルドネでもソーヴィニヨン・ブランでも無いという選択肢で当たりました。

【総評】
ジャック・フレーラン ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー 2002
JACQUES FRELIN VIN DE PAYS DE L'HERAULT 2002

フランス:ングドックルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ド・レロー
アルコール度:12%
ブドウ品種:ユニ・ブラン40%、テレ40%、マルサンヌ20%

つるかめランドで、980円で購入。

ちょっとこの価格だと厳しいかな、って感じです。
野暮ったいまとまりで、本当に地酒ってイメージでしょうか。
第一印象は良くないですね。

華やかさが無いのかな。
酸味が弱く、ややもったりしている感じも原因かもしれません。

今日のおかずは蒸し鶏と鶏がらスープ。

コラーゲンたっぷりの蒸し鶏の皮と合わせてみましたが、なんかかみ合わない感じ。

シンプルな鶏がらのスープもちょっとずれる。

マヨネーズとマスタードで出来たタレにからめて食べると、何となくかみ合ってきました。

酸味が弱いので、レモンを絞ったような合いかたをして欲しいのに、ってところでちょっと力不足になるんですね。

料理に対してちょっと遠慮してるような合いかたです。

蒸し鶏と鶏がらスープとご飯は鶏飯にして食べてしまいました。
ん~焼酎が最高・・九州の味わいです。

と、至福の時はおわって、このワインのリベンジ、リベンジ。

定番ツマミのストリングチーズ、乾燥バジルがけに合わせてみました。

雪印のストリングチーズは買い置きも出来るので、良く買ってあるんですが、ミルクキャンディみたいな牛乳っぽさがありますね。

それをなんとか乾燥バジルで香りを抑えてつまみにするんですが、合わせてみると、なんだかどーでもいー、って感じです。

やる気ないだろ、おまえ!
ってワインにつっこみを入れたくなります。

何となく、フォローしてやる気満々だったんですが、フォローしきれないワインですね、これは。

カミさんに値段を聞いたら、680円くらい?って言ってました。
私もそれくらいの印象ですね。

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