・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:カサブランカ-クリコ・ヴァレー)\1300
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000
・アイレン(スペイン:テーブルワイン)\580
・グルナッシュブラン60%、ユニブラン20%、クレレット10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\525
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸から、やや濃い黄色。
少しオレンジを帯びているような、緑もあるような複雑な色調。
艶っぽさは弱く、粘性は中庸。
【香り】
梅酒の香り。
(カミさんも同意見)
今までに梅酒の香りがするワインは飲んだ事がない。
やや過熟したイメージのフルーツ香。
それにちょっと酸化したような印象。
かすかにヴァニラ香があり、樽での熟成を感じさせる。
揮発性のある、少しケミカルな印象もある。
ちょっとセメダインのような感じ。
【味わい】
バランスが悪く、独特な味わい。
酸味はややダレ気味。
飲み口と後味は収斂性を感じる。
余韻は短く、酒精強化ワインのようなアルコールの印象がある。
辛口だが、アルコール由来のような甘みが少しある。
【判定】
外観はちょっと熟したイメージ。
正統派なワインからちょっと外れた印象。
香りは、ちょっとびっくりの梅酒香。
ただ時間とともに無くなってきた。
そのあとは独特な過熟してさらに酸化したようなフルーツのイメージ。
スティルワインではなく、シェリーのように少し加工されているワインの印象。
飲み口もやや癖のある印象で、あまり味わった事がないタイプ。
ファイナルアンサーで、アイレン
で、ブー
これ、ブショネかも・・
【総評】
キュヴェ・リオン・ドール(白)ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール 2006
Cuvee lions d'Or Vin de Pay du Gurd blanc 2006
フランス:ガール県:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:12%
ブドウ品種:グルナッシュブラン60%、ユニブラン20%、クレレット10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%
テスコエクスプレスで、2本よりどり1050円、1本あたり525円で購入。
ひさびさに大外れなワインです。
ケミカル臭もちょっと強く、酸化しているような印象もあって、管理が悪かったのかもしれませんね。
ブショネなのか、二酸化硫黄が強すぎるのか、ちょっと鼻につく香りがあります。
やっぱり安いワインはダメですねー、がっかりです。
無理に飲むと体に悪そうな感じ。
という、第一印象でしたが、飲んでいるうちに少しケミカル臭も飛んできてそんなに悪くなくなってきました。
もちろんそんなに美味しいワインではありませんが、痛んでいる、というレベルではありませんね。
価格なりの味わい、って感じでしょうか。
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