2008/06/15

アントワーヌ・シャトレ キュヴェ・シャトレ・ルージュ NV(ブラインドテイスティング:外す)

・カリニャン(仏:コルビエール)\1200
・ドルンフェルダー、メルロー(独:)\1050
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\950
・シラー、サンソー、グルナッシュ(仏:ヴァン・ド・ターブル)\840

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

アントワーヌ・シャトレ キュヴェ・シャトレ・ルージュ NV ボトル ラベル
【外観】
透明感のあるルビー色。
底が見えるくらい。
色味は若さを感じて、赤味が強い。
小さな気泡が多く見られる。

【香り】
イチゴ。
キャンディ?
新酒のような印象。
フローラルな香りもある。

【味わい】
やや炭酸を含んでいるような印象。
口に含んだときにピリッとくる。
とてもライトなボディ。
余韻はかすかに続く感じで、後味にやや重さがある。
酸味はしっかりあるが、タンニンはほとんど無い。

【判定】
これは品種というよりは造り方の問題か。
全体に新酒っぽさを感じる。
あまり飲んだ事が無い印象と、個性の強い品種では無さそうなので、ここはドイツの赤かな。

ファイナルアンサーで、ドルンフェルダー、メルロー
で、ブー

なんと、シラー、サンソー、グルナッシュ、でした。

【総評】
アントワーヌ・シャトレ キュヴェ・シャトレ・ルージュ NV
Antoine Chatelet Cuvee Chatelet Rouge NV

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11.5%
ブドウ品種:シラー、サンソー、グルナッシュ

ジュピターで、840円で購入。

これだけヌーボーっぽいと、フランス産と考えた方がいいのかな。
マセラシオン・カルボニックで造られているような印象をうけますが、実際にはどうでしょうか。

シラー、サンソー、グルナッシュとしてはとても明るい外観。
ピノ・ノアールほどではありませんが、かなり透明感があります。

味わいはガメイ以外の品種を使った新酒のイメージですね。
こういったタイプと割り切れば全然問題無いのですが、季節外れのヌーボーテイストにちょっと戸惑ってしまいます。

完成度やバランスもいまいちかなー。

このワイン、白は美味しかったんですけどね。
ちょっと残念です。

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