・シャルドネ(仏:シャブリ)\1680
・ヴィオニエ、ミュスカ(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン)\1400
・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:カサブランカ-クリコ・ヴァレー)\1300
・リースリング・リオン(日本:岩手県花巻市)\1007
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
ほんのすこしグリーンがかっている。
粘性は強めで、脚がゆっくりと降りてくる。
輝きのある印象。
【香り】
甘い熟した印象のフルーツ香。
かりん、やパイナップルくらい。
少しシロップ漬けのような印象もある。
グラスを回すとミネラルの印象が出てきた。
フルーツがやや爽やか系になる。
ちょっとグリーンっぽさ、スモーキーさもある?
【味わい】
甘みのあるくちあたり。
酸味が強く、アルコール度も強い。
ボディは厚みがあり、少しどっしりとした安定感。
力強いワイン。
【判定】
外観のほんのりグリーンとアルコール度が高そうな印象では、チリのソーヴィニヨン・ブラン。
香りはやや熟した果実系で、ちょっと南っぽく、ヴィオニエも候補になる。
ただ、パッションフルーツっぽさとわずかに感じるソーヴィニヨン・ブランの印象もある。
味わいは、アルコール度が高いせいか、甘みを強く感じるアタック。
酸味もしっかりとしているので、ソーヴィニヨン・ブランがますます怪しい。
全体的にカジュアルで単調なまとまりのイメージは新世界の印象がある。
ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン
で、ブー
ヴィオニエ、ミュスカでした。。。。とほほ。
【総評】
メゾン ガロ ヴィオニエ ミュスカ 2006
Maison Galhaud VIOGNIER-MUSCAT 2006
フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン
アルコール度:不明
ブドウ品種:ヴィオニエ70%、ミュスカ30%
リカーランドトップで、1400円で購入。
この甘さはミュスカの甘さですね。
確かにマスカットの味わいがあります。
ヴィオニエの独特な果実味をミュスカでちょっと軽くしてる、って感じなのでしょうか。
あるいはミュスカだけだとアロマティックに仕上がってしまうので、ヴィオニエでバランスを取っているのかも。
このワイン少し甘くて重い印象がありますが、酸味がしっかりとしているのでバランスは悪くありません。
でもちょっと単調かな~。
あまり印象に残らないタイプなような。
ヴィオニエだともう少し個性が出てもいいかと思うのですが、ミュスカがちょっと邪魔してるのではないでしょうか。
またこのシリーズはボトルがとても重いんですよね。
うちにある、DRCのボトルより重い。
ボトル重くしておけば美味しく感じるだろ、みたいな下心を想像して、ちょっと拒絶反応が・・・
でも、ワイン的には厚みがあって、しっかりとしています。
気がつくと飲んでいるので、いいワインなんでしょうね。
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