2008/06/07

ベルベラーナ ドラゴン テンプラニーリョ 2005(ブラインドテイスティング:外す)

・メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:プルミエ・コート・ド・ブライ)\1390
・シラー、グルナッシュ、カリニャン(仏:コート・デュ・ルーション)\1350
・テンプラニーリョ(スペイン:ヴィノ・デ・ラ・ティエラ)\1260
・カベルネ・ソーヴィニヨン(豪)\950

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ベルベラーナ ドラゴン テンプラニーリョ 2005 ボトル ラベル
【外観】
細かい泡がたって、異物が浮いている?
海の泡のようにフチにある細かい気泡が消えない。
いままでに見たことが無いタイプ。
透明感を感じる深い色合いだが、底がぎりぎり見えるくらいの透明感。
赤味が強い、濃い紫で、フチはかなりマゼンタっぽさがある。
粘性は弱くさらっとしている。


【香り】
やや大人しく、弱い香り。
黒系の果実香。
グリーンっぽさもある。
なめし革くらいの動物香もある。
ちょっとケミカルな印象。

【味わい】
とても軽い飲み口で、少し甘みを感じるアタック。
酸味がしっかりとあり、タンニンもほどほどにある。
印象としてはやや新酒のような荒っぽさを感じる。
これはいわゆるビオワインかも。

【判定】
外観は若々しく、さらに独特な製法で作られているようだ。
香りはちょっと大人しいが、バランスは悪く無い。
印象としては、カベルネ・ソーヴィニヨンっぽい。
飲み口もやや甘く、オーストラリアのカベルネって感じ。

でも印象がビオワインっぽいんですよね。
そうなるとシャプティエのシラーがとても怪しい。
全体の受ける印象では、独特な哲学があるような感じなんですよね。

ファイナルアンサーで、シラー、グルナッシュ、カリニャン
で、ブー

えー、テンプラニーリョでした。

【総評】
ベルベラーナ ドラゴン テンプラニーリョ 2005
BERBERANA DRAGON TEMPRANILLO 2005

スペイン:
アルコール度:13%
ブドウ品種:テンプラニーリョ

リカーランドトップで、1260円で購入。

いつもの事ながら、ネタばれしてみるとテンプラニーリョの特徴を感じる。
ちょっと野暮ったい動物香なんですよね。
ビオワインの香りかと思ってしまいました。

ちょっと出来損ないワインみたいな仕上がりなんですよね。

日本酒でいうと、どぶろくみたいな印象。

フルーティで飲みやすいワインなのですが、ワインの完成度としてはどうなのでしょうか??

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