・シラー、マルベック(アルゼンチン)\1974
・メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:プルミエ・コート・ド・ブライ)\1390
・グルナッシュ60%、カリニャン20%、メルロー10%、サンソー10%(仏:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール)\525
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
深い透明感のある濃い色調。
黒っぽくマゼンタがやや強い。
艶っぽさがあり、粘度は高めで、足が複雑に現れる。
タンニンはキレイに溶けている印象。
【香り】
濃縮感のある果実香。
ややカラメル。
グリーンっぽいスパイス香。
グラスを回すとやや上品な動物香。
なめし革っぽさもある。
ケミカルな印象も少し。
【味わい】
ミディアムボディで、すっきりしたドライな飲み口。
酸味が程よく、渋みもしっかりしている。
余韻は短い。
【判定】
外観ではどれも候補に残る。
香りの印象では、動物香の部分でシラーとボルドー。
やや上品な動物香はメルローっぽい。
飲み口は、独特な渋み。
当たりは強いが、すっと馴染むような感じ。
これはメルローの渋みじゃないか。
ファイナルアンサーで、メルロー
で、ブー
グルナッシュでした。
【総評】
キュヴェ・リオン・ドール(赤)ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール 2006
Cuvee lions d'Or Vin de Pay du Gurd rouge 2006
フランス:ガール県:ヴァン・ド・ペイ・デュ・ガール
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ60%、カリニャン20%、メルロー10%、サンソー10%
テスコエクスプレスで、2本よりどり1050円、1本あたり525円で購入。
ちょっと自信があったのですが、残念です。
やはりグルナッシュもいまいち品種の特徴をつかみきれていませんね。
価格帯のイメージも1000円前後かなと思ったのですが、全然外れ。
言い訳ではありませんが、このワイン第一印象はなかなか良いです。
飲み進むと、最初の厚みのある感じが、かなりシンプルな印象に変わってきて、飲み口は、まろやかでスムーズになります。
全体的に軽くなりますが、セックでベタつかず、さらにクールさを持っている飲み口なので、どんどんいけますね。
ややそっけない印象もありますが、ワインの個性と捉えれば、リーズナブルでお買い得なワインではないでしょうか。
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