・ソーヴィニヨン・ブラン(米:カリフォルニア)\880
・シャルドネ(ヴァン・ド・ペイ・ドック)\580
・ユニ・ブラン、シュナン・ブランなど(フランス:ヴァン・ド・ターブル)\525
・シャルドネ(豪)\525
の4本から1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや淡い黄色。
とても微妙にオレンジがかっている。
少しグレーっぽさも感じる。
艶っぽさも少しあり、粘性はやや強め。
【香り】
フルーツ香が主体の香り。
南国系フルーツの甘い印象と、ちょっとヴァニラっぽさもある。
抜けるような爽やかさではなく、ぽっちゃりとした重さ。
ほんのりスモーキーな印象。
【味わい】
なめらかで穏やか。
酸味もまろやかで、やや弱い。
ちょっとネクターのようなとろみ。
ほんのり苦味もある。
余韻は短く、ふくらみはそれほど無い。
【判定】
外観はややオレンジ系なので、ソーヴィニヨン・ブランではないかも。
香りはフルーツ香主体。
南国系の香りだが、パッションフルーツって感じではない。
ちょっと重さのあるフルーツ香なので、シャルドネが怪しい。
飲み口は、まろやかだが、とてもボディに厚みをあまり感じない。
そうなると、フランスのヴァン・ド・ターブルも候補かも。
香りの印象を改めて嗅ぐと、やはりシャルドネっぽい、重いフルーツ香を感じる。
シャルドネに絞ると、次は産地を二つの中から選択。
ヴァン・ド・ペイ・ドックとオーストラリアだが、メリハリのないというか、力の抜けているというか、穏やかなまとまりは、オーストラリアというよりは、ヴァン・ド・ペイっぽい?
飲んだときのネクターっぽい印象もとてもヴァン・ド・ペイのシャルドネっぽいんですよね。
ファイナルアンサーで、シャルドネ、ヴァン・ド・ペイ
で、ピンポン
この正解はうれしい、しかも花粉症の時期に。
【総評】
ヴァン・ド・ペイ・ドック コノシュアー・クラブ シャルドネ 2006
VIN DE PAYS D'OC "CONNAISSEURS CLUB" CHARDONNEY 2006
フランス:ラングドック地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ
ジャスコで、580円で購入。
このシャルドネ、予想外にいけます。
見た目があまり良くないので期待していなかったんですが、バランスが良く、すいすいと飲めてしまいます。
クリーンさもあるし、無理している感じもあまりなく、とても自然体な感じがします。
軽くてフルーティで、食事と合わせなくても美味しく飲めるタイプですね。
万人受けする口当たりなので、スナックやオードブルと気軽に合わせて飲むと良さそうです。
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