2008/01/24

シェ ピエール 白(ブラインドテイスティング:外す)

・コルテーゼ(ガヴィ)\1280
・パレラーダ(スペイン:トーレス サングレ デ トロ)\1180
・テレ・ブラン50%、グルナッシュ・ブラン30%、ソーヴィニヨン・ブラン20%(ヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

シェ ピエール 白 NV ボトル ラベル
【外観】
淡い黄色、艶あり、小さな気泡が見受けられる。
粘性はそこそこ強く、後からゆっくりと脚が降りてくる。

【香り】
ミネラル。
シャブリのような発酵香。
柑橘系のフルーツ、青りんごのような印象。
微妙にヴァニラ?
ちょっとクリームっぽい柔らかさもある。

【味わい】
すっきりとしていて後味のキレイな飲み口。
ボディは中庸で、しっかりしてる印象。
ほんのり甘い印象が、しっかりした酸味ととても良いバランスを保っている。
全体的にはシャープで切れのある印象が強い。
余韻はそれほど長くないが、良い余韻を残す。

【判定】
ミネラル感たっぷりなシャブリっぽい香りで、すっきりしたシャープな飲み口。
これはいつか飲んだ事がある味わいだぞ。

ファイナルアンサーで、パレラーダ
で、ブー

サントリーのデイリーワイン、シェ ピエールでした。

【総評】
シェ ピエール 白 NV
Chez Pierre Blanc NV

フランス:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドゥ・レロー
アルコール度:11.5%

リカーランドトップで、780円で購入。

このワイン、想像と大分違ってました。
アルコール度は低めですが、とてもしっかりとした骨格を持った、すっきりシャープなワインです。
ブラインドでの印象は1000円台前半って感じなので、コストパフォーマンス高いですね。

しかし、サントリーの輸入ワインは外れが少ないですね。
ワインを選ぶ時に、サントリーというだけで安心して買ってしまいます。
しかもネットからの問い合わせにもすぐ答えてくれます。
ワインのセパージュを夜中に問い合わせて、次の日にすぐメールが届きました。
サントリーのサポートセンターの人、どうもありがとう。

ちなみに、テレ・ブランって馴染みがないですよね、あまり。
コロンバールみたいな位置づけじゃないかと思うんですが。
印象としてはテレ・ブランで構造を作って、グルナッシュ・ブランやソーヴィニヨン・ブランで飾りつけしたような感じなんでしょうか。(あてずっぽ)

牡蠣の鍋に合わせてみましたが、割と良く合います。
アルコール度が低めで、香りもあまり強くないので、和食に合うかもしれませんね。

ちなみに、ハーブの入ったソーセージに合わせると、負けてしまって水っぽくなります。
豆腐だとちょっと強すぎ、鍋の長ネギだとチグハグな感じで、ネギの香りと甘さにうまくバランスが取れません。

白米のみと合わせると、意外と面白いバランスで合いました。
ストリングチーズに乾燥バジルをふったものだと問題なく合いますね。
余計な甘さを感じないすっきりした飲み口なので、食事にも合わせやすいのではないでしょうか。

グラスに長い時間残しておくと、少しアルコールの印象が強くなってしまいますが、あらためてグラスに注ぐととてもフレッシュな印象で、また飲み進んでしまいます。
時間とともにソーヴィニヨン・ブランのグリーンっぽいハーブ香もちょっと出てきました。

週末に飲むにはちょっと物足りないけど、平日なら全然OKって感じのワインでしょうか。
ただ飲み口が良いので、平日に飲むときは飲みすぎに注意しましょうね。

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