・コルテーゼ(ガヴィ)\1280
・アイレン(スペイン)\580
・カルロ・ロッシ(カリフォルニア)\468
の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
やや濃い黄色。
艶があり、ほんのり黄金色。
粘性も強く、アルコール度は高そう。
【香り】
ミネラル。
シャブリによくある、発酵香。
(未だにこれを何と表現していいのか分からない)
柑橘系と、やや熟した感じのカリンくらいのフルーツ香。
香りは割りと強く、厚めな印象。
【味わい】
外観と香りからは想像できない、拍子抜けする軽さ。
水っぽいと感じるくらい。
酸味はややあるが、全体を締めるほどの力はない。
ボディは平板で薄っぺら、紙のよう。
飲んだ瞬間に余韻が消えるようなイメージ。
ただ、アルコール度は結構ありそう。
【判定】
外観、香りの印象からは、カルロ・ロッシは外れる。
イタリアはガヴィ、スペインは低価格ワイン。
香りの印象は、品種の個性よりも土壌や醸造での香りの印象が強いみたいなので、どちらとも判定がつかない。
ただ飲み口は明らかに力の無い品種。
というか安い。
イタリアはガヴィなのでDOCGだし、1000円超えてるし、この飲み口だったらクレームもんだ。
ファイナルアンサーで、スペイン、アイレン
で、ピンポン
これは価格当てでしたね。
【総評】
ドン ルチアーノ 2006 ラ・マンチャD.O
Don Luciano 2006 La mancha D.O
スペイン:カスティーリャ・ラ・マンチャ州:ラ・マンチャD.O.
アルコール度:11.5%
ジャスコで、580円で購入。
ブラインドテイスティング段階では散々な評価でしたが、このワイン決して悪くないです。
ちょっと温度が高かったみたいで、冷やすとそれなりに楽しめます。
なにより嫌味な部分が無く、クリーンな印象で、気がつくとすいすい飲んでいるところがこのワインのポイントかもしれません。
あまりに淡白な味わいなので、和食に合うかと思って、晩御飯に合わせてみました。
ジャガイモの煮物:じゃまはしないけど平行線って感じ。
小あじのみりん干し:さすがに合わず、生臭さが出る。
めんたいこ+ごはん:めんたいこが台無し。
雪印のストリングチーズ(プレーン)に乾燥バジルをふったもので合わせると、とてもいいバランスで合いました。
意外とアルコール度も低かったので、平日に気軽に飲むにはいいワインかもです。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
閲覧数の多い記事
-
ワインのテイスティングの際に、グラスを回す事をスワリングといいます。 グラスを回す方向も、時計回りと反時計回りでいろいろ薀蓄があるようです。 一般的には自分の方向に回す、反時計回りでスワリングするのが良いとされているようです。 万が一ワインが飛び出しても、対面の人にかからないとい...
-
ルイ・ド・ボーモン シャブリ 2014 Louis de Beaumont Chablis 2014 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.シャブリ アルコール度:12.5% ブドウ品種:シャルドネ OKストアで、税抜き1392円で購入。 【外観】 清澄度:...
-
ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2021 Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2021 フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ アルコール度:12.5% ブドウ品種:ガメイ 外観は、紫がかった鮮やかな色調で、底がしっか...
-
いままで、ワインは飲みきってしまうことが多く、余ったら料理用にして、ワインの保存はあまり気にしていませんでした。 でも最近、年齢とともにワインが多めに残るようになってきたので、ワイン保存のパイオニア、「バキュバン」を購入。 で、ホントに効果があるのか、早速テストしてみました...
-
初歩からわかる 日本酒入門―きき酒師が本気で選んだ、本当においしい日本酒82種がわかる (主婦の友ベストBOOKS) を参考にして、日本酒用のテイスティングシートを作成しました。 ワインのテイスティングシート は呼称資格認定試験の勉強用ですが、この日本酒テイスティングシート...
0 件のコメント:
コメントを投稿