・シャルドネ(ソノマ・カウンティ)\2080
・ソーヴィニヨン・ブラン(プイィ・フィッセ)\1880
・シャルドネ(シャブリ・ラ・キュヴェ・デパキ)\1680
・ピクプール(ピクプール・ドゥ・ピネ2003)\980
・ヴィオニエ(VDP 'Oc:テレ・ド・セレ)\980
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
褐色。
ダークラムくらいの濃さ。
ブランデーよりは明るい。
トパーズと言っていいのかな?
粘性は強く、ディスクも厚い。
【香り】
熟したフルーツ香、カリンやパイナップル。
酸化した樽の印象。
蜜のような甘い香りと、少しスギやマツのようなグリーンっぽい爽やかさもある。
【味わい】
すっぱく収斂性がある。
フルーツビネガーのような味わい。
余韻は短く、酸の余韻が残る。
後味は良くない。
これって、痛んでる?ってくらいの荒々しい酸味。
【判定】
色合いは普通じゃない。
全然飲んだことの無い品種の可能性が強い。
香りはやや抵抗感のあるフルーツ香で、ちょっとトロピカル系。
ボルドーの白などに近い香りか。
少なくとも北の方の印象ではない。
熟したシャルドネもあるかも。
飲み口は完全に過熟というか、酸化というか、ほとんどお酢に近い飲み口。
ふくらみの無く、消えていく感じはシャルドネの印象では無い。
そうなると、ソーヴィニヨン・ブランが候補になるが、これがプイィ・フュメだとあまりに悲しい。
ヴィオニエっぽくも無いので、ここは飲んだことの無いワインにする。
ファイナルアンサーで、ピクプール
で、ピンポン
昔はこういったお酢っぽいワインが結構ありましたね。
【総評】
Picpoul de Pinet 2003 Coteaux du Languedoc Clos de l'Isabelle
ピクプール・ドゥ・ピネ コトー・デュ・ラングドック 2003
フランス:ラングドック地方:コトー・デュ・ラングドック AC
ピクプール・ドゥ・ピネもAOCみたいなんですが、コトー・デュ・ラングドックもAOCだし、そのあたりの事情は良く分かりません。
アルコール度:13%
町田の蔵家さんで、980円で購入。
多分、痛んでいると思いますが、香りは割りと良いんですよね。
お酢っぽい飲み口もノスタルジーを感じるというか、
ただ明らかに薦められるワインではないです。
ピクプール・ドゥ・ピネの実力もこれでは分からないので、また機会があったら買ってみましょう。
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