・メルロー55%、カベルネ・ソーヴィニヨン45%(リストラック クリュ・ブルジョワ 95)\1980
・シラー(米:デリカート)\1100
・ピノ・ノアール(米:ガロターニングリーフ)\880
・メルロー(ヴァン・ド・ペイ・ドック:ダイエー)\780
の4本のうちから1本を空けてもらい、ブラインドテイスティング
【外観】
健全な外観
濃い色合い
紫色を帯びた
ガーネット色
粘性は強い
若々しさのある外観
【香り】
若々しいアロマに満ちた
カシス
ブラックチェリー
ヴェジェタル
パン・グリエ
たばこの葉
腐葉土
なめし革
黒こしょう
【味わい】
若々しさを感じるアタック
フレッシュな酸味
辛口の
収斂性のある
適度なタンニン
バランスのとれた
余韻は5秒以下
爽やかで軽快なアタック
アルコール度:13%? ×12.5%
収穫年:2006年? ○正解
飲用温度:17℃? ×ラベルでは14℃~16℃ 試験回答でも16℃
相性のいい料理:ローストチキンのきのこ添え? ○すごいドンピシャ
【判定】
濃い外観だが、深い透明感あり。
紫色を強く感じる。
雫にタンニンが残り、グラスの壁に付着する。
低価格なワインの印象が強い。
この段階で、クリュ・ブルジョワは消える。
香りは、ミント、たばこ、ミネラル、すみれ、イースト香、を最初に感じる。
それから、動物的な印象、やや野暮ったい土臭さも感じる。
ヴェジェタルも、黒こしょうもなめし革もあるが、カベルネ・ソーヴィニヨンやシラー、ピノ・ノアールの印象とは違う。
おおらかな土臭さというか、カベルネ・フランっぽいというか。
フォクシーかな、とも思われる。
そうなると、アメリカのピノ・ノアールが急に浮上してくる。
飲み口は、ドライでセックで、収斂性があって、タンニンの印象も強い。
飲んだ印象は、余計な甘さを感じず、フランスっぽさを感じる。
しかも、シラーっぽくは無く、収斂性を強く感じると言う点ではメルローが最有力。
今回のシラーも、ピノ・ノアールも何度も飲んだ事のあるワインだけど、今日のワインは今まで飲んだ事が無い印象。
ファイナルアンサーで、メルロー
で、ピンポン
かなり消去法だっだけど、当たってよかった。
【反省点】
※いままで試験で出たメルローは日本のものだけ。
■香りで不足の項目
・カラメル →これはあるある
・濃縮感のある →一定レベル以上のワインだと入れておくと無難
■香りで余計な項目
・黒こしょう →ちょっとあるんだけど、違うかな?
・なめし革 →これもあるだけどな。。
ダイエーオリジナルワイン
Beau Cepage MERLOT Vin de pays d'Oc 2006
樽熟成メルロー
悪くない、けど、良くもない。
香りは複雑で上品な印象だが、後味にやや雑味が残る。
グラスに残る雫にタンニンが残るのも印象悪し。
ちょっと大味で、洗練されてないような感じ。
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