2015/08/16

ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2013

ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2013
1)ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2013
2)コノスル シャルドネ リザーブ 2013

のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:グリーンがかったレモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:強い
外観の印象:若々しい、色付きは弱め、強い輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実>柑橘系、レモン、梨の芯の部分や若い青りんごのような酸っぱい印象
<花・植物>白い花、菩提樹
<香辛・芳香>強いミネラル香
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め、若干還元的?

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、ドライでシャープ
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
爽やかな柑橘系とミネラル感

【評価】
ドライでシャープな味わい、しっかりした芯を持っている

【供出温度】
8-10度 温度低めでシャープな味わい、温度が上がるとしっかりした味わいが楽しめる

【グラス】
中庸

【判定】
外観は、グリーンがかっていて色調が淡いので、チリのリザーブというよりは、アルディッシュの軽めのイメージ。

香りはフレッシュで、ミネラルや柑橘系の印象が強く、これもニューワールドよりは伝統産地の印象。

味わいはドライでシャープ、キレの良い感じで、シャープに造られたフランスの印象。

ファイナルアンサーで、ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ。
で、ピンポン

良いワインですね~。
時間が経つとしっかりした樽香が立ってきました。

【総評】
ルイ・ラトゥール アルディッシュ シャルドネ 2013
Louis Latour Ardeche Chardonney 2013

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:IGPアルディッシュ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ

ダイエーで、ワゴンセール1200円で購入。
元値は、1598円

外観はやや淡めの、グリーンがかったレモンイエローで、ギラギラした強い輝きがあります。

香りは、強いミネラル香、柑橘系のフルーツ、梨や青りんご、グリーン系のハーブ、爽やかな要素が最初は多いですが、時間とともに樽香やバタークリームの印象が出てきました。

味わいは、やや軽めに感じるドライでシャープなアタックから、爽やかなフルーツとしっかりした酸が広がり、スレンダーでしなやかな強いボディが長めに続き、軽い苦味を残したフレッシュなフィニッシュ。

さすがルイ・ラトゥールという、この価格ではなかなか味わえない、ワインらしいまとまりです。
良いワイン飲んでる感じがしますね。

ワゴンセールで1200円になっていたので、ちょっと傷んでるかもって思ってましたが、全然大丈夫ですね。
ワインがしっかりしているので、多少荒い扱いを受けてもそう簡単には傷まないのでしょうか。
元値の1598円でも十分安いと思います。

ルイ・ラトゥールって、やっぱり特別感がありますね。
先日のワイン会で、ルイ・ラトゥールのコルトン・シャルルマーニュをブラインドで飲んだのですが、柔らかくて穏やかな味わいは。南の方のシャルドネかと思いました。
へんなボリューム感が無くて、品があるんですよね。

ただ、香りが強めで複雑なので、家庭料理にはちょっと合わせにくいかもしれません。

今日の晩御飯は、チーズをはさんだチキンカツ。
このワイン、案の定自己主張が強くて、食事に馴染まない感じです。

家庭料理に合わせるには、スパイス強めの食事が良さそうですね。
パン粉にバジルとかまぜておくとちょっと合ったかも。

食材自体も香りの強いものが良いでしょうね。

時間が経つとだんだん酸っぱくなってきました。
暑い時期なので、冷蔵庫で保冷しながら飲んでたのですが、抜栓してからわりと早く酸っぱい感じになってきますね。

早めに飲み切らないと、後半ちょっとダメな印象に。

人に例えると、カジュアルな服装だけどダンディーな西欧の男性って感じ?
良いワインですが、やや距離感を感じるタイプかもしれません。

コストパフォーマンスは高いと思いますが、後半ちょっと酸っぱくなってしまいましたね。

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※サイトより引用
ルイ・ラトゥール Louis Latour
200年以上も続く家族経営の、ブルゴーニュを代表する作り手です。ブルゴーニュ2大白ワインのひとつといわれる『コルトン・シャルルマーニュ』の生みの親としても広く知られています。今やコート・ドールでは最大のグラン・クリュを所有し、プルミエ・クリュ(村名畑)を加えると60haにもおよび『コルトンの帝王』と称されています。先代の時代にはブルゴーニュ以外のアルデッシュ地方やヴァール地方でその土壌の優秀さを見抜き、葡萄の苗木を植え、高い評価を受けている「アルデッシュ・シャルドネ」や「ドメーヌ・ド・ヴァルモワシン ピノ・ノワール」を成功させています。
オーク樽ではなく、あえてステンレスタンクでの熟成をしたシャルドネです。爽やかな香り、すっきりとした口当たりが率直に楽しめます。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)


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