2011/05/13

コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル 2009 ハーフボトル

 
コノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル 2009 ハーフボトルコノスル カベルネ・ソーヴィニヨン ヴァラエタル 2009 ハーフボトル
Cono Sur Cabernet Sauvignon Varietal 2009 375ml
チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

グルメシティで、498円で購入。

【外観】
若々しく、濃いガーネット。
色味はほとんど黒に近いが、フチだけ青味のあるバイオレット。
透明感はまったく無い。
粘性は強めで、脚が長く残る。

【香り】
スミレ。
グリーン系のスパイス。
黒い果実。
ボルドーっぽい香り。
グラスを回すと、なめし革のような動物香。
ミントのような揮発性のある印象もある。
濃い外観とはちょっとイメージの違う、華やかで女性的な香り。

【味わい】
残糖を少し感じるセック。
フルーティで、濃厚な口当たり。
フルボディ。
酸味は強めで、フレッシュな果実のイメージ。
タンニンも強めで、舌全体が乾く。
渋味はちょっとザラッとした印象がある。
アルコール度は強い。
口の中ではあまり膨らまず、酸味と渋味が残る。
後味はジューシーな酸味が残るものの、最終的には乾く。

【総評】
相変わらずコノスルのコストパフォーマンスは高いですね。

香りがとても華やか過ぎて、「いやいやそこまで期待してないから」って感じ。

デイリーで飲むには、ちょっと派手な印象すらあります。

香りが華やか過ぎると、家庭料理に合わせにくいんですよね。

今日の晩ご飯は豚肉とナスの炒め物。
中華風の味付けです。

合わせてみると、お互いに見合っている感じ。
力のバランスは取れてるみたいですが、やっぱり根本的に合わないのかな。

このワインを晩ご飯に開けると、とりあえず食事すましてからワイン飲もう、って感じになると思いますね。
グラスを口に持ってきた時の香りが、すでに合いません。

このワインに合わせるとしたら、やっぱりラム肉ですかね。

あとはシンプルに焼いたビーフとか。

食事をそそくさと終えて、子供の食べ残しの、ポテトチップス「のりマヨ味」に合わせてみると、意外と合いました。
ワインがフルーティになります。

香りが強いので、スナックに合わせても負けませんね。

ビーフジャーキー味のコーンチップスもあったので、合わせてみると、これもなかなかいい勝負。

合うというよりは、勝負してる、って感じになってしまいますが、それはそれで、なかなか面白いのかも。

あとはゆっくりキューブチーズで。

プロバンストマトに合わせてみたら、ようやく落ち着いてきました。

普段飲みの価格で、ワンランク上の味わい、って感じですね~。

ただグラスに入れて時間が経つと、華やかな香りは飛んでしまいます。
一変して、地味な印象に変わってしまいますね。

石鹸っぽい、感じ。
いや防虫剤?

ボルドーのハイクラスのワインでは、卵白のような印象を感じる事がありますが、それが少し変わって、石鹸のような印象。

防虫剤の印象は、グリーン系のハーブがちょっとケミカルになった感じ?

なんだかでもこのワイン楽しいですね。

この価格帯でこれだけ香りが楽しめるワインはそうそうないですね。

コストパフォーマンスは高い、お買い得ワインです。

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