2011/05/10

ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 赤 NV(ブラインドテイスティング:当てる)

 
(1)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\1080
(2)シラー、グルナッシュ、サンソー(仏:ヴァン・ド・ターブル:NV)\638
(3)テンプラニーリョ(スペイン:ヴィノ・デ・メサ:NV)\498
(4)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー地方:D.O.セントラル・ヴァレー:10)\480

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 赤 NV【外観】
若い色調の、濃いルビー。
色あいは濃いバイオレット。
深い透明感があり、底がうっすらと見える。
粘性は弱く、サラッとしている。

【香り】
凝縮感のある黒い果実。
フローラル。
なめし革。
グラスを回すと、ジャムやキャンディのような甘い印象。
グリーンっぽいスパイス香もある。
香りはあまり強くなく、少しまとまりの無い印象。

【味わい】
残糖をほとんど感じないセック。
酸味の強い、シャープな飲み口。
ライトボディ。
赤ワインとは思えないくらいのフレッシュで強い酸味。
タンニンは柔らかく、舌全体を包むが乾くような印象ではない。
アルコールは低め。
余韻は短い。

【判定】
やや透明感のある外観は、フランスのヴァン・ド・ターブル。

香りの印象は、キャンディのような印象がややヌーボーっぽく、フランスのテーブルワインの印象。
テンプラニーリョ独特な動物香も無いので、高貴品種の3本だが、チリの印象ではない。

飲み口は、ドライで、シャープで、酸っぱい。
伝統産地のテーブルワインって感じ。

ファイナルアンサーで、シラー、グルナッシュ、サンソー
で、ピンポン

いかにもフランスのテーブルワインって感じです。

【総評】
ラブレ・ロワ コントゥ・ラブレ 赤 NV
Laboure-Roi Comte Laboure Rouge NV

フランス:ヴァン・ド・ターブル
アルコール度:11,5%
ブドウ品種:シラー、グルナッシュ、サンソー

サンワで、638円で購入。

軽くて、飲み口が荒っぽくて、ぶっきらぼうで、サービス精神が無くて、でもなんだか、憎めないタイプのワインですね。

今日の晩ご飯はハンバーグ。

ご飯に合うようにちょっと濃いめのソースです。

ハンバーグだけで合わせると、ソースの濃さに完全に負けるのですが、ご飯と一緒に食べた後にワインを流しこむと、とても口がサッパリしていい感じ。

ゴクゴクいっちゃいますね。

ハンバーガーとかにも合いそうです。
軽いので、気にせずいろいろなものに合わせてみるといいかもしれません。

ちなみにフレンチドレッシングのグリーンサラダに合わせてみたら、酸味がケンカして、まったくダメでした。

まあ当たり前ですが、という事はピクルスなんかもケンカしちゃうのかもしれません。

食事が終わって、ワインだけで飲んでると、ちょっと物足りない感じに。

キューブチーズを、明日の朝食用のパンに合わせると、バッチリ合いました。

カミさんに価格感を聞いたら、「このワイン、安い感じなんだよね~、580円」とのこと。
まあ、ほぼ正解ですね。

でも、軽いけど、バランスが良くて美味しい、という評価でした。

個性をしっかり持っていていいですね。

料理によってはとても活きるワインだと思います。

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