2010/12/12

ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ・アリゴテ 2006(ブラインドテイスティング:外す)

(1)アリゴテ(仏:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・アリゴテAC:06)\1990
(2)ピノ・グリージョ(伊:ロンバルディーア州:プロヴィンチャ・ディ・パヴィアI.G.T.:09)\1080
(3)マカベオ50%、シャルドネ50%(スペイン:アラゴン州:DOカリニェーナ:08)\1050(6本セット@997円で購入)
(4)シャルドネ(仏:ラングドック・ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・ドック:09)\1000(6本セット@997円で購入)
(5)ソーヴィニヨン・ブラン70%、セミヨン30%(フランス:ボルドー地方:ボルドーAC:09)\890

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ・アリゴテ 2006
【外観】
わずかにグリーンがかった、淡いレモンイエロー。
色味は淡く、フチはほぼ無色。
強い輝きがあり、金属質な光沢がある。
粘性は強めで、脚が複雑に現れ、長く残る。

【香り】
甘い蜜をもった果実香。
スモーキー。
グラスを回すと洋ナシのような甘い果実香。
ヴァニラの印象が少し。
クリームやバターの印象もある。
香りはリッチな印象。

【味わい】
残糖を多めに感じるセック。
マイルドな口当たりでフルーティ。
ボリューム感も感じる。
ボディは厚め。
アルコール度も高い。
酸味は優しくしっかりしている。
苦みはあまり無いが後味にほんのり残り爽やかさがある。
フルーティでボリューム感のあるリッチな印象の味わい。
余韻は長めに続く。

【判定】
グリーンが強い、若々しい印象は、2009年くらいが怪しい。
輝きがあり、力強い外観なので、2009年のシャルドネか。

香りはバターリィでリッチ。
シャルドネの印象。
でもボルドーも外せない。

味わいは上品でフルーティ。
口当たりもリッチで、バランスが良い。
価格帯の印象は、1500円~2000円。

アリゴテは2006年だから違う?
あれ? でも何だかとってもアリゴテっぽい?

時間が経つと、アリゴテ独特なリンゴのような酸味を感じる香りになってきた。
リッチに丁寧に作られたアリゴテ?
でも2006年って感じでもないし・・

いやいや、このリンゴ感はボルドーかも?
ミニ クロ・フロリデーヌ、みたいな印象がある。

ファイナルアンサーで、ソーヴィニヨン・ブラン、セミヨン
で、ブー

いやー、やっぱりアリゴテだったか・・

【総評】
ジョゼフ・ドルーアン ブルゴーニュ・アリゴテ 2006
Joseph Drouhin Bourgogne Aligote 2006

フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・アリゴテAC
アルコール度:12%
ブドウ品種:アリゴテ

リカーランドトップで、1990円で購入。

このアリゴテ、メチャメチャ美味いです。

アリゴテらしいクセはありますが、口当たりが良くて、じっくりと美味しいフルーツ感を持ってます。
後味がいいですね~、とってもフレッシュな印象で、すーっと、キレイに消えますね。

樽をとてもうまく使って、上質な味わいに仕上げている感じ。

アリゴテの味わいが、ちょっとソーヴィニヨン・ブランをイメージさせて、上質なボルドーブランと間違える人も多いのではないでしょうか。

カミさんに価格を聞いたら、1680円。
1500円以上、2000円未満くらいのイメージだけど、アリゴテだから安めに答えたそうです。

今日の晩ご飯はトマト鍋。

チーズを加えると、イタリアンな味わいになりますが、このワインだと料理が負ける感じ。

バゲットをひたして食べるとよく合いました。

酸味が強くて、口当たりもキツめになりやすいアリゴテを、個性を殺さずに、リッチに仕上げてる感じです。

アリゴテらしい特徴があって、とても美味しいですね。

ドメーヌ・ド・ヴィレーヌのブーズロンのアリゴテといい勝負ですね。

ソツなくまとまっているのはドメーヌ・ド・ヴィレーヌで、より個性が強いのがジョセフ・ドルーアン?

普段飲みのワインよりは、ワンランク上のステージにいるワインですね。
そういう点では、お買い得なワインだと思います。

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メゾン・ジョゼフ・ドルーアン オーガニック ブルゴーニュ アリゴテ 税込 2,173 円 送料別
※サイトより引用
緑がかった淡い金色、青リンゴ、レモンを彷彿させる、いきいきとしたクリーンな香り。アリゴテならではの、ハツラツとした酸と柑橘系果実の優しい甘さのバランスが、上品に調和しています。繊細な香りとともに、心地よく上品な余韻がエレガントです。

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