(1)ガルナッチャ(スペイン:ナバラ州:ナバラDO:05)\1590
(2)ピノ・ノワール、ガメイ(フランス:ブルゴーニュ地方:ブルゴーニュ・パストゥグランAC:08)\1460
(3)グルナッシュ60%、シラー20%、カリニャン20%(仏:コート・デュ・ローヌ地方:コート・デュ・ローヌAC:08)\1449(6本セット@997円で購入)
(4)メルロー50%、カベルネ・ソーヴィニヨン25%、カベルネ・フラン25%(フランス:ボルドー地方:ボルドー・シューペリュールAC:00)\1080
(5)カベルネ・ソーヴィニヨン(チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー:09)\980
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
深い透明感のある、濃いガーネット。
わずかに透明感があり、底が何となく見えるくらい。
色合いは黒っぽく、まだ若い印象。
粘性はやや強く、脚が多く現れる。
【香り】
凝縮感のある果実香。
タバコの葉。
グリーンっぽいスパイス。
グラスを回すと、茎っぽいグリーン系の印象が強く出る。
ややケミカルで、還元香のような印象もある。
それほど香りは強くないが、厚みを感じる。
【味わい】
残糖をやや多めに感じるセック。
ミディアムからフルボディ。
口当たりは軽めだが、濃厚なフルーティさがあり、甘さを感じる。
酸味はフレッシュで程良く効いている。
タンニンはわりと強めで、舌全体が乾くような印象。
アルコール度はそこそこ、13.5%くらいか。
余韻は少し続く。
【判定】
濃くてまだ若い印象の外観。
2008年のコート・デュ・ローヌか、2009のカベルネ・ソーヴィニヨン。
香りは弱めだが、厚みを持っている。
温度が低いので弱いのかもしれない。
グリーン系の印象が強く、カベルネ・ソーヴィニヨンの印象。
ちょっと鼻がおかしいのか、おでん、のような香りもある?
飲み口は残糖を多めに残して濃厚フルーティで少し甘い、ニューワールドタイプ。
シンプルなスッキリしたフルーティさで、良く出来たチリカベって感じ。
ローヌの可能性も探るが、グリーンっぽい香りといい、ジュースっぽいシンプルな味わいといい、どうみてもチリカベ。
ファイナルアンサーで、チリのカベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン
スッキリとバランスのいいチリカベです。
【総評】
ラミラナ・レゼルヴァ カベルネ・ソーヴィニヨン 2009
RAMIRANA RESERVA CABERNET SAUVIGNON 2009
チリ:セントラル・ヴァレー:マイポ・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン
リカーランドトップで、980円で購入。
フルーティで、クールな口当たり。
タンニンがやや強めなので、ワインだけで飲んでいると渋味がやや気になってきますが、それも含めて、バランスよくまとまっていると思います。
カミさんに値段を聞いたら「980円」でドンピシャ。
渋味が強いのでワインだけだとちょっと重いけど、バランスはいい、という評価でした。
このワイン、ニューワールドタイプにしてはちょっと渋味が主張してますが、案外そこがポイントかもしれません。
ただ飲みやすくて、ジュースっぽいチリカベもありますが、このワインは渋味で個性を出してる感じです。
今日の晩ご飯は鶏のから揚げ。
合わせてみましたが、温め直した時にちょっと焦げてしまい、焦げの苦みと、タンニンの渋味がケンカしてダメでした。
ただ、食事に合わせると、フルーツ感がより強くなりますね。
朝食用に焼いた、ベーコンチーズパンがあったので、それに合わせてみましたが、ワインがいまいち馴染みませんね。
やはりしっかりした肉料理が合うのかな?
飲み進むと、ちょっと後味の重い感じ、が気になってきました。
ワインとしては悪くないとは思うのですが、どういったシーンに合うのか、いまいちピンときません。
我が家的には、イマイチかな~。
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