2009/10/17

ドゥルト グラン・テロワール ボルドー ルージュ 2006(ブラインドテイスティング:外す)

(1)メルロー主体、カベルネ・ソーヴィニヨン(日本:長野県:小布施:07)\1995
(2)カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー(仏:ボルドー地方:ボルドーAC:06)\1390
(3)メルロー100%(仏:ボルドー地方:ボルドーAC<サンテミリオン>:05)\1390
(4)ピノ・ノワール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・ヴィニョーブル・ド・フランス<コルシカ産ブドウ>:06)\1390

の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

ドゥルト グラン・テロワール ボルドー ルージュ 2006
【外観】
濃く、落ち着いた色調のガーネット。
深い透明感はあるが、底は見えない程度。
色味は落ち着いていて、黒っぽい。
ディスクは少しあり、フチの透明感が強い。
粘性は中庸。

【香り】
濃縮感のある甘い果実香。
ロースト臭も少し。
グラスを回すと生っぽい動物香。
酸を感じる、やや鼻につく印象もあり。
少しオリエンタルスパイス。
ドライフルーツのような印象も少し。

【味わい】
酸味の強い、やや口当たりの荒いアタック。
アルコール度は強め。
ボディはミディアム。
やや芯の弱い印象。
酸味は強めだが、やや荒い。
タンニンは後からしっかり効いてきて、舌が乾く印象。
飲んだ後の印象は乾く感じ。
余韻は短い。

【判定】
濃い外観からはピノ・ノワールがやや落ちるが、コルシカ産という事なので、ひょっとすると可能性あり。
色味は落ち着いていて、3~4年前くらいのイメージ。
香りはやや酸が立ったようなイメージ。
フルーツ香主体なので、メルローが怪しい。
ややヴェジェタルな印象もあるので、メルローとカベルネ・ソーヴィニヨンのブレンドか。
そうなると、産地当てになる。
日本か、ボルドー。
やや口当たりが甘く、腰が弱い感じは日本?
微妙にバランスが悪い。
んん、この口当たりはやっぱり日本っぽい。

ファイナルアンサーで、小布施メルロー
で、ブー

小布施さんごめんなさい、出来の悪いボルドーでした。

【総評】
ドゥルト グラン・テロワール ボルドー ルージュ 2006
DOURTHE GRANDS TERROIRE BORDEAUX ROUGE 2006

フランス:ボルドー地方:ボルドーAC
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー

スーパーアルプスで、1390円で購入。

出来が悪いワインは日本、と思ってしまうのはもう一昔前の話ですね。
偏見もいいところです。
でも小布施じゃなくて良かった・・・楽しみにしてるので。

多分このワインは出来が悪いのでは無くて、管理が悪かったか、熟成の谷間なのではないでしょうか。
やや酸化しているような印象です。

スーパーアルプスで買うワインって、結構こういったタイプが多いかも。
管理が悪いのかな?

ベースのワインは悪く無さそうなんですよね。

メルローのフルーティさが前面に出た優しくて飲みやすい感じですが、ちょっと気難しい感じもあります。
カベルネ・フランが入っているような印象。

とにかく、やや痛みかけみたいなコンディションなので、評価は避けておきます。

また飲む機会があったらまたレポートします。

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