・ソーヴィニヨン・ブラン(チリ:カサブランカ-クリコ・ヴァレー)\1300
・グリューナー、フェルトリーナー(オーストリー)\1239
・リースリング・リオン(日本:岩手県花巻市)\1007
・シャルドネ(仏:ボージョレ)\1000
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
中庸な黄色。
やや色味が強い。
ちょっとグリーンっぽい。
粘性は弱く、サラッとしている。
【香り】
ややエグミのある、厚みのある果実香。
カリンくらいか。
スモーキーで、ミネラルの印象が強い。
ソーヴィニヨン・ブランとかリースリングのイメージ。
少しヴァニラ。
【味わい】
ちょっと水っぽい軽さ。
酸味は割としっかりしていて、ちょっとアルコールのニュアンスがある。
かなりセックで、甘い印象は少ない。
余韻は少しある感じ。
【判定】
色味が強い感じでいくと、チリとかが怪しいか。
でもサラッとしているので、日本あるいはオーストリーかもしれない。
香りは、ミネラルの印象が強く、そこにスモーキーなグリーンっぽさがある。
ソーヴィニヨン・ブランとも取れるような、リースリングとも取れるような、微妙な感じ。
味わいは、ちょっと水っぽい。
この段階で、シャルドネは消えるが、ソーヴィニヨン・ブランもちょっと違うかな。
リースリング・リオンという耳慣れない品種がかなり怪しいか。
水っぽい口当たりと、少しアルコールを感じさせるところは、日本のワインって感じ?
15年以上前に岩手で飲んだエーデルワインは、とてもフレッシュでフルーティだったけど、最近の辛口ブームで方向性が変わったんだなきっと。
ファイナルアンサーで、リースリング・リオン
で、ブー
なんと、オーストリーのグリューナー、フェルトリーナーでした。
【総評】
ヨハン シュトラウス ワイン 2002
Johann Strauss Wein 2003
オーストリー:
アルコール度:12%
ブドウ品種:グリューナー、フェルトリーナー
リカーランドトップで、1239円で購入。
ペトロール香にちかい、ミネラルの印象と、独特なグリーンっぽいハーブのような香りが特徴的ですね。
リースリングとソーヴィニヨン・ブランを混ぜたような感じ?
以前のコメントを読み返してみると、やはり同じ事が書いてありました。
オーストリーのグリューナー、フェルトリーナーの特徴は、リースリングとソーヴィニヨン・ブランの中間くらいの印象ってところでしょうか。
もうひとつ特徴としては、ちょっととろみのある果実味かな。
最初は水っぽくてドライでアルコールの味のするワインだと思ってましたが、時間とともに、まろやかさが出てきました。
後味に塩味が残る感じなのでドライな印象と思ってましたが、最初のアタックはほんのり甘さを感じます。
ドイツワインっぽさもありますが、まろやかで滑らかな感じが違うんですね、きっと。
このワイン、最初はあまり良い印象ではありませんでしたが、だんだん良くなってきました。
パスタとかチーズに合わせてちょっと気になるのは、塩味が強いことかな。
料理の塩味とケンカします。
以前のんだオーストリーのワインも合わせる料理のイメージが沸かなかったのですが、今回もやっぱり難しい。
オーストリーの料理って言われてもすぐにイメージがわかないのですが、郷土の料理には合うのかな?
飲み進むと酸がシャープなキリっとした印象が強くなってきました。
でも香りがやや重いので、全体的な印象としては爽やかでは無いんですよね。
ドイツワインとフランスワインの間、みたいな感じですね、オーストリーのワインって。
個性を尊重して、おすすめです。
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