・メルロー70%、カベルネ・ソーヴィニヨン30%(仏:ボルドーAC)\980
・カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー)\880
・シラー、サンソー、グルナッシュ(仏:ヴァン・ド・ターブル)\840
・カリニャン50%、サンソー20%、グルナッシュ20%、メルロー10%(仏:ヴァン・ド・ペイ・ドック)\650
・カベルネ・ソーヴィニヨン(仏原産、日本で瓶詰め)\550
の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
濃い外観ながら深い透明感がある。
底がぎりぎり見えるか見えないか、って感じ。
黒っぽい紫で、フチはやや赤みが強い。
粘性はやや強く、脚が長い間残る。
タンニンは溶けきれていない印象で、雫に色素が残る。
【香り】
黒系でも、やや軽い感じのフルーツ香。
香りは全体に弱い。
グラスを回すとなめし革くらいの動物香。
茎をイメージさせるグリーンっぽさもある。
少しだけスパイスを感じる。
【味わい】
ライトボディだが、セックな飲み口。
余韻もとても短く、ボディも薄い感じ。
軽やかにまとまっていて、バランスは良い。
人工的な印象などもなく、すっきりと飲みやすくまとまっている。
酸味はほどほど、タンニンもほどほど。
【判定】
雫に色素が残る感じは、やや安いワインか。
香りの印象も弱く、ヴァン・ド・ターブル、ヴァン・ド・ペイ・ドック、日本瓶詰め、あたりが怪しい。
特徴としては、なめし革くらいの動物香で、やや茎っぽさがある。
香りの構成はボルドーっぽさもあり、メルローっぽさも感じられる。
スパイシーさや、濃縮感のある果実香などは無く、シラーじゃ無いみたい。
飲み口は香りの印象通りのライトボディ。
ここで、カリニャンのヴァン・ド・ペイか、日本瓶詰めのカベルネ・ソーヴィニヨンに絞る。
カリニャンの香りは分からないので、カベルネ・ソーヴィニヨンかどうかが判断ポイントとなる。
なめし革くらいの動物香の印象が強くやや違うような気もするが、かすかなグリーン香が合っているような気もする。
全体的にはとても硬派な、硬く辛いまとまりなので、これはやはりカベルネ・ソーヴィニヨンかな。
ファイナルアンサーで、カベルネ・ソーヴィニヨン
で、ピンポン
おお、当たると思わなかった。
【総評】
ヴァンリッシュ(赤)NV
Vin Riche Vin Rouge NV
フランス原産:日本で瓶詰め
輸入者:サッポロワイン
アルコール度:12%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン主体
リカーランドトップで、550円で購入。
このワインとても軽いですが、すっきりとした辛口でなかなか良いですね。
甘さやフルーティさが控えめなので、料理にも合わせやすそうな感じがします。
と思って、晩御飯の豚肉の肉団子、サラミソーセージ、ビーフジャーキー、チーズのノルベジア、に合わせてみましたが、どれもいまいち。
カレーとかハンバーグには合いそうな気もしますが、ちょっと食べ物とケンカする印象もあるので分かりませんね。
2人で飲むと、すいすいと1本無くってしまうので、コストパフォーマンスは高いと思います。
【カミさんのコメント】
ちょっと水っぽいかな。
悪くないけどね。
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