・グルナッシュ・ノアール(仏:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン)\1400
・メルロー、カベルネ・フラン、カベルネ・ソーヴィニヨン(仏:プルミエ・コート・ド・ブライ)\1390
・シラー70%、ピノ・ノアール30%(仏:ヴァン・ド・ペイ・ドック)\1180
・カルメネール(チリ:セントラル・ヴァレー)\880
の4本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。
【外観】
濃いが深い透明感があり、底がギリギリ見えるくらい。
粘性は中程度で、脚が多く現れ、すぐ消える。
色合いは落ち着いたルビー色。
黒っぽさもある。
【香り】
濃縮感のあるフルーツ。
タバコなどの焦げ臭。
重い香りながら、あまり強くは無い。
スパイスの印象もある。
【味わい】
辛口と、ほんのりした甘さが同居している?
先に飲んだモアルーの影響?
酸味は柔らかく、タンニンも優しい。
ボディは中庸で、あと味はかなりの辛口。
果実味と辛口がややチグハグに合わさっているような不思議な感覚。
【判定】
外観からはどれも候補になるが、ボルドーか、シラー&ピノ・ノアールあたりがちょっと怪しい。
香りの印象は、シラー。
でもシラーと思って、メルローというパターンが最近多いので、ボルドーあるいはカルメネールあたりも考える。
でも何となく、複数のブドウが混ざっている印象で、しかもシラーとピノ・ノアールが混ざっているような感じなんですよね。
ファイナルアンサーで、メルロー&ピノ・ノアール
で、ブー
が~ん、グルナッシュ・ノアールでした。
【総評】
メゾン ガロ グルナッシュ・ノアール 2005
Maison Galhaud Grenache 2005
フランス:ルーション地方:ヴァン・ド・ペイ・デ・コート・カタラン
アルコール度:14.5%
ブドウ品種:グルナッシュ・ノアール
リカーランドトップで、1400円で購入。
久しぶりのグルナッシュ単一品種なので、特徴をまとめてみよう。
香りは、シラーっぽい濃縮感のある果実香とムッとする動物のニュアンス、それからスパイシーさ。
ほとんどシラーと同じ印象ですね。
シラーとの違いは飲み口に甘さをあまり感じず、フルーティさが強いのかな?
軽さもあって、ボディもやや平板というか、マッチョな感じではありません。
ブドウ品種としてはやや平凡なのかな、という印象もグルナッシュの特徴でしょうか。
このワインはとても良く出来てますね。
フルーティな辛口で、あと味もキレイです。
ワインだけでも十分美味しく飲める素直なタイプだと思います。
ちなみにこのワイン、ボトルがとても重いです。
ブルゴーニュのグランクリュと同じくらいあります。
手元にある、DRCのロマネ・サン・ヴィヴァンのボトルと遜色ありません。
重さを計ってみると、なんと900グラム!
DRCのボトルよりも重いですね。
ボトルの重さについて
1000円台前半なので、ボトルはもうちょっと軽くてもいいんじゃない?って感じもしますけどね。
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