2016/11/27

テラス・ド・リトラル・ティント NV

テラス・ド・リトラル・ティント NV

テラス・ド・リトラル・ティント NV
Terras do Litoral Vinho Tinto

ポルトガル:地理的表示無し
アルコール度:13%
ブドウ品種:ティンタ・ロリス70%、カステラン20%、ティンタ・ミウダ10%

リカマン ショップの通販で12本セット6,480円、1本あたり540円で購入。
参考価格は、950円。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強い
色調:若々しい色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した、深い透明感がある

【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実・花・植物>プルーン、ジャム、加熱した果実
<香辛料・芳香・化学物質>血液、肉、グリーン系のスパイス
香りの印象:少し閉じたイメージ

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:シャープな、爽やかな、やや酸化の印象
タンニン分:サラサラした、少し収斂性がある
バランス:スマートな、少し渇いた感じ
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
キリッとした酸味が特徴的なフレッシュな味わいだけど、少し酸化してる感じ

【供出温度】
10度以下 ボディが弱くて酸味が強いので冷やして飲むほうが無難

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の濃いルビーで、深い透明感と底光りするような輝きがあります。

香りは弱めで、プルーンや酒精強化ワインのような加熱した果実、血液、赤身の肉、グリーン系のスパイス、時間が経つとケミカルでちょっとカビっぽい香りが出てきました。

味わいは、軽めのアタックから、フレッシュな果実感と強い酸味がパッと広がり、ほんのり甘みがある細身のボディで、ちょっと酸化の印象とタンニンの収斂性が出てきて、やや乾く感じでフィニッシュ。

ポルトガルのワインはハズレが少ないのですが、このワインの第一印象は、これはちょっとハズレかな~、って感じ。
香りがケミカルで、酸化してるような酸っぱさがあります。

ただ、飲みくちがとても爽やかで、マイナス部分に慣れてくると、じわじわと良さが出てきました。

ひんやりしたクールな口当たりで、品の良さがあるのですが、ただやっぱり・・・ゴムっぽい香りと酸化の印象がダメですね。
良いところもあるのに、なんだかもったいないですね~。

今日の晩御飯は、自家製の「かつ丼」。
ワインが軽いので、すっと後ろに引いて料理を持ち上げるような合い方をします。

ワインのマイナス部分が、食事とのつなぎになってて、食べ物があるとワインが安定しますね。

価格感としては680円くらいでしょうか。

時間が経つと、単調でジュースっぽくなってきました。
これはリピートしたい感じではないかな~。

■楽天ショップへのリンク

テラス・ド・リトラル・ティント

※サイトより引用
ポルトガルの地ぶどうをブレンドティンタ・ロリス70%にカステラン、ティンタ・ミウダをブレンド。レンガ色を帯びたルビー色、熟した果実やワイルド・ベリーの香りが豊かです。バランスの良いミディアムボディでソフトなタンニンを持ち軽やかな味わいです。
■関連リンク

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2016/11/25

ドゥルシネーア カベルネ・ソーヴィニヨン レセルバ 2014

ドゥルシネーア メルロー レセルバ 2014

ドゥルシネーア カベルネ・ソーヴィニヨン レセルバ 2014
Dulcinea Cabernet Sauvignon Reserva 2014

チリ:セントラル・ヴァレー地方
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ファミリーマートで、680円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若さのある紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:ちょっと鼻を突く印象
特徴:
<果実・花・植物>ジャム、コンポート、タバコ
<香辛料・芳香・化学物質>コーヒー、カカオ、カラメル
香りの印象:少し酸化熟成が進んだ感じ

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:やさしい、なめらか
タンニン分:サラサラした、溶け込んだ
バランス:スマートな、やや乾く印象
アルコール度:やや強め
余韻:短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
まろやかな口当たりで甘みもあるが、ちょっと酸化が進んでいて収斂性も強め

【供出温度】
10度以下 ちょっと冷やし気味でカジュアルに楽しむのが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の濃いルビーで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、コーヒー、カカオ、カラメル、などの焦げ臭が強めで、ジャムやグリーン系のスパイスの印象もあります。

味わいは、軽めで優しいアタックから、ジャムやポートワインのような果実感と甘み、優しい酸味が広がりますが、強めのタンニンとアルコールがブレーキをかけて、ちょっと乾く印象でフィニッシュ。

2年前のワインですが、ちょっと酸化が始まってるるような気がします。
熟成感があって、ちょっとクセというか個性を加えていますが、好き嫌いはありそうですね。

このブランドのシャルドネとメルローを飲んだことがありますが、どちらも少し重さが気になりました。

今日の晩御飯は、コンビニ弁当の「バターチキンカレー」。
ワインが勝ちますが、カレーとぶつかってケンカしてるような合い方になります。

おつまみの「揚塩ピー」は塩気と渋みがケンカしてダメ。
「ピーナッツチョコ」はバランス的にはつりあうけど、どこか反りが合いません。

残ったワインを冷蔵庫に入れておいたら、次の日も問題なく飲めました。
というか、一日経ったほうが飲みやすかったかも。

重さはありますが、そのおかげで何日かは問題無く飲めそうです。
ビンテージが変わったらまた飲んでみたいですね。

■関連リンク(ファミリーマートのワイン)

2016/11/20

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2016

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2016

ジョルジュ・デュブッフ ボージョレ・ヌーヴォー 2016
Georges Duboeuf Beaujolais nouveau 2016

フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ボージョレ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガメイ

グルメシティで、2138円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:若々しいピンクっぽい紫色の、濃いルビー
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>キャンディ、イチゴ、甘いフローラル、葡萄
<香辛料・芳香・化学物質>エーテル、炭酸
香りの印象:マセラシオン・カルボニックの印象、第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、はっきりした
タンニン分:緻密でサラサラしているが、やや収斂性がある
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い

【フレーヴァー】
フルーティ、スパイシー

【評価】
フレッシュでフルーティだけど、ちょっと人工的な甘みがあってキレがない

【供出温度】
10度以下 かなり冷えていても香りはしっかり立つので、しっかり冷やして飲んだ方がいいかも

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しいピンクがかった紫色の濃いルビーで、輝きとツヤがあります。

香りは、ヌーヴォーらしいキャンディ香やイチゴ、エーテル、甘いフローラルなど、冷えていても華やかさがあります。

味わいは、軽めのアタックから、フレッシュな果実感と甘み、爽やかな酸味がじわっと広がりますが、やや甘さがブレーキになっていて、えぐ味と渋みの残るキレのないフィニッシュ。

毎年飲んでるジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーボーですが、去年の感想は、

第一印象は、フレッシュでフルーティで華やかさがあって、お祭り的な良さがあるものの、ちょっと後味の重さが気になる感じ。
今年のジョルジュ・デュブッフのヌーヴォーは、ちょっと濃すぎるような気がしますね。
アルコール度も去年よりも1%高くなっています。
もうちょっと濃縮感を抑えた方が全体のバランスが良くなるような、というか自分の好みに近くなるのかな。
という内容。

毎年、後味がやや重いという感想で、これはジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーの特徴なのかもしれません。

今年はアルコール度が去年よりも下がっていて、方針なのか収穫された葡萄の出来なのかはわかりませんが、私はこれくらいのほうが飲みやすいですね。

それにしてもやっぱり、ボージョレ・ヌーボーってちょっと特殊なワインですよね~。
ボージョレ・ヌーボーの後に普通の赤ワインを飲むとホッとしますが、なんだかピリピリした緊張感というか落ち着きがないというか。
それから飲みすぎるとお腹壊すんですよね~。

年間行事なので、2000円出しますけど、通年で売っているワインだったらまず買わないですね。
肌寒くなってきたこの時期に季節感を感じるという点では、また今年も無事にボージョレ・ヌーヴォーが飲めたな~、という感慨はあります。

そういえば夏に帰省すると、実家で必ずボージョレ・ヌーヴォーを買ってあって、夏に飲む事があるのですが、それはそれで美味しいんですよね。
特殊なワインですが、個性を愛するという点では私は毎年飲みたいと思うワインではあります。

安いボージョレ・ヌーヴォーもいろいろありますが、ジョルジュ・デュブッフのボージョレ・ヌーヴォーは安心の品質感だと思います。

今日の晩御飯は「おでん」と「カレー」。

さすがに主張の強いワインなので、おでんは合いませんね。
カレーはワインが負けるけど、ワインの主張は強く残ります。
柱の影から睨んでるような感じ?

ブームは去って、話題にならなくなったボージョレ・ヌーヴォーですが、年に一度ワインが注目されるイベントなので、何とか盛り上げていきたいものですね。

それにしても、今年のボージョレ・ヌーヴォーはちょっと甘いですね。
国産ワイン的なというか人工的な甘みがあって、ワインとしての完成度が低い印象なんですが、最近こういった甘さのワインに何度が当たってますね。
最近の流行りなのかな?

また来年飲んでみたいと思います。

■関連情報(ボージョレ・ヌーヴォー/ヌーヴォー)


2016/11/19

アルバ・ベガ アルバリーニョ 2014

アルバ・ベガ アルバリーニョ 2014

アルバ・ベガ アルバリーニョ 2014
Alba Vega Albarino 2014

スペイン:大西洋地方:D.O.リアス・バイシャス
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:アルバリーニョ

リカーランドトップで、税抜き999円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>熟した果実、パイナップル
<香辛・芳香・化学物質>ミネラル、ハチミツ
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:しっかりした、爽やかな
苦味:旨みをともなった
バランス:溌剌とした、やや強さがある
アルコール:強い
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
甘いフルーツ感

【評価】
フルーティで甘みのあるカジュアルな印象ながら、強さと個性がある

【供出温度】
8-10度 カジュアルな印象なので温度低めがいいけど、冷やしすぎると個性が消えてしまう

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった中庸なイエローで、輝きがあります。

香りは、果実香が中心で、やや痛みかけたくらいの熟した果実や南国系果実、硬質なミネラル、ハチミツ、スパイシーさもあります。

味わいは、とろみのあるアタックから、甘みと果実感、強めの酸味が爽やかに広がり、アルコール強めのハリのあるボディで、軽いえぐ味とアルコールの辛さがあるものの、強い酸味が最後まで残るジューシーなフィニッシュ。

フルーツ感と甘みがあって、爽やかでカジュアルな味わいなのですが、アルコールが強く、ひきずるような重さがありますね。

今日の晩御飯は「おでん」。
ワインの主張が強めなので、フィットしません。

おつまみの「オニオンサワーのポテチ」も微妙にギャップがありますね。

家庭料理には合わせにくそうだけど、ワインだけで美味しく飲めるタイプですね。
酸味が強いので、そこで好みが分かれるかもしれません。

コストパフォーマンスはそこそこ悪くないのですが、特にリピートしたい感じではないかな~。

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アルバ・ベガ アルバリーニョ 白[2016]白ワイン 辛口 750ml スペイン DOリアス・バイシャスAlba Vega Albarino リオハのプレミアムワイナリー「RIOJA VEGA」が手掛ける“アルバリーニョの星”【あす楽】

※サイトより引用
グリーンがかった輝きのある麦わら色、新鮮な果物や花の上品な香り、生き生きとした果実味と心地よい酸味のバランスがすばらしく、シルキーに広がります。
<生産者情報>
リオハ・ベガは1882年に設立された伝統あるワイナリーです。スペインでDOの原産地呼称制度が誕生する前よりワイン造りを行っていたため、ワイナリー名にDO名である“リオハ”を使用することができる数少ないワイナリーです。 歴史ある葡萄畑で育った葡萄の素晴らしい個性が、畑からそのままグラスの中のワインで表現できるように熟成させるという独自の哲学を持ち、幅広い種類のワインを生産しています。『人と人との出会いを幸せにする方法としてワインほど完璧なものはない。我々にとってワインとは情熱そのものである。』という考えのもと、最終目標であるリオハ・ベガのワインを飲んだ人にその情熱を感じてもらえるよう今もワイン造りを行っています。
■関連リンク

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