2015/10/31

レオン・パルディガル レ・コリン 白 NV

レオン・パルディガル レ・コリン 白 NV
レオン・パルディガル レ・コリン 白 NV
Leon Perdigal Les Collines Blanc NV

フランス:コート・デュ・ローヌ地方:I.G.P.メディテラネ
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ、ヴィオニエ

リカーランドトップで、税抜き799円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ややオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱め
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>青りんご、梨、レモン、アカシア
<香辛料・芳香・化学物質>クリーム、シロップ
香りの印象:第1アロマが強め、若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、優しい
苦味:コク(深み)を与える
バランス:溌剌とした、まろやかな
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系のフルーツ

【評価】
チャーミングな果実感があり、爽やかな味わい

【供出温度】
8-10度 しっかり味わいを持ったワインなのであまり冷やし過ぎない方が良さそう

【グラス】
中庸

【総評】
外観はやや淡い、少しオレンジがかったイエローで、輝きは強め。

香りは、青りんごや梨、柑橘系のフルーツ、クリームやシロップ、アカシアのようなフローラル、ヴァニラやミネラルの印象もちょっとあるかも。

味わいは、ふんわりしたアタックから、優しいチャーミングな果実感とほんのりした甘みがひろがり、その後じわっと旨みが出てきて、ふっくらしたボディが少し続き、軽くえぐ味の残るジューシーなフィニッシュ。

ちょっと舌に残る感じが気になるものの、おだやかでチャーミング、しっかり旨味もあって、ふんわりした美味しさのある素敵なまとまりです。

人に例えると、しっかり大人なんだけど、可愛らしいチャーミングな女性って感じ?
みんな好きになっちゃうタイプですね。

ただ、ちょっと後味に重さが残るのが気になります。

今日の晩御飯は、イクラとサーモンの海鮮親子丼と味噌汁。
合わせると、まったく文化が違うけど、なんとなく穏やかに微笑みながら見守ってくれるような合い方。

穏やかな味わいなので、和食にも合わせやすそうですが、基本的には洋食でしょうね。

おつまみで、豆スナックのビーノにあわせるとワインが完全に勝って浮く感じ。
ピスタチオは苦味が出てワインが辛くなり、相性は良くないですね。

飲み進むと、だんだん重さが気になってきましたが、ベースはとても良いと思います。
しあわせ感が強いワインで、オススメです。

■関連リンク

レオン・パルディガル レ・コリン 赤 NV

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※サイトより引用
今日のオジェ社の名声と信頼を築く大きな礎となった偉大な初代セラー・マスター『レオン・パルディガル氏』の名を冠し、クロ・ドゥ・ロラトワール=シャトー・ヌフ・デュ・パプの正当な系譜を物語る、重厚なデザインとなっています。
エキゾチック・フルーツやナッツの風味に、なめらかな厚みが味わい深さとなって広がる、辛口の白ワインです。
南仏の太陽が育んだ「太陽のあたたかみを感じる、豊かで完熟した果実味」をお楽しみ下さい。
<ワイナリー情報>
シャトー・ヌフ・デュ・パプを代表する生産者の一つ。
“シャトー・ヌフ・デュ・パプ”の史跡がある丘の麓にワイナリーを構えています。
1859年の創業以来シャトーヌフ・デュ・パプ地区でワイン造りを続け、その品質は国内外の国際的コンクール等で高い評価を受けています。
<レ・コリンについて>
『レ・コリン』はフランス語で「丘」を意味します。
ラベルにも丘に広がるブドウ畑の先にシャトー・ヌフ・ディ・パプの史跡が描かれており、その麓にある、オジェ社のセラーで造られています。
シャトー・ヌフ・デュ・パプで生まれ、このローヌ渓谷から如何にエクセレントなワインを生み出すか、それを知り尽くしたオジェ社だからこそその誇りと威信を注ぎ込み、作られています。

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1000円以下のおすすめワイン

2015/10/30

カルーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014

カルーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
カルーチェ カベルネ・ソーヴィニヨン 2014
CALEUCHE CABERNET SAUVIGNON 2014

チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:カベルネ・ソーヴィニヨン

ミニストップで、588円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いガーネット
濃淡:やや濃い
粘性:強め
外観の印象:若々しい、透明感がある、色付きが良い

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>ドライフルーツ、土
<香辛料・芳香・化学物質>硫黄、薬箱、なめし革、樹脂
香りの印象:ケミカルでちょっと閉じているような印象

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:サラサラしているが、強さを持っている
バランス:スマートだが、アルコールの強さがある
アルコール度:強い
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フレッシュな黒い果実

【評価】
フルーティでカジュアルだが、アルコールが強めで辛い印象

【供出温度】
10-13度、あまり冷やすとタンニンが強めに出そうなので、ほんのり冷えてるくらいが良さそう

【グラス】
小ぶり

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい色調の紫がかった濃いガーネットで、深い透明感と輝きがあります。

香りは、硫黄やケミカル、薬箱、なめし革、土、ドライフルーツなどで、良くはないけど、そんなに悪くもありません。

味わいは、柔らかでまったりしたアタックから、じわっと果実感と甘みが広がり、細身のボディながらアルコールとタンニンが強めに出てきて、ドライで乾く印象のフィニッシュ。

アルコールが強めでバランスが良くないですが、ワンコインとしてはまあ許容範囲。
辛さもそうですが、何かちょっと余計なものが入ってる感があって、そこが気になりますね。

アルコール添加のようなクリーンじゃない印象があります。
後味がちょっと重いんですよね。

今日の晩御飯はコンビニのロコモコ丼。
合わせるとワインがちょっと飲みやすくなるものの、ちょっと反発する感じで、アルコールが最後にちょっと浮いてしまいます。
とはいえ、食事があった方がワインは進みますね。

おつまみで、ストリングチーズの唐辛子味に合わせると、唐辛子の辛さとワインのアルコールがぶつかり合う感じ。
ピスタチオも苦味がワインの渋みとケンカします。
プチシュークリームはやっぱりワインがちょっと浮く感じ。
クリームサンドのココアクッキーに合わせると、まったく絡みません。
だし塩味の「しゃり蔵」もまったくダメ。

残ったワインを次の日に飲んだら、ウッドチップのような印象が気になりました。

やはりちょっとクリーンさに欠ける感じで、まぜものが多い感じがしますね。

人に例えると、話をおおげさに盛ってしまう、イマイチ信頼できない若造って感じ。

2015/10/29

ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2014 500ml

ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2014
ポッジオ・アル・ザーレ ソアーヴェ 2014
POGGIO AL SALE SOAVE 2014

イタリア:ヴェネト州:D.O.C.ソアーヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ90%、トレッビアーノ・ディ・ソアーヴェ10%

セブンイレブンで、500mlを718円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、少し酸化をイメージさせる色調

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>カリン、アプリコット、柑橘系、キンモクセイ、ややナッティ
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、ちょっとシナモン?
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:酸化していてキツメ
苦味:ちょっと変な後味の苦味
バランス:バランスが悪い
アルコール:やや強め
余韻:ちょっと嫌な余韻が残る

【フレーヴァー】
酸化して苦い、あるいみスパイシーな後味

【評価】
酸化していて舌触りとバランスが悪い、舌に嫌な印象が残る

【供出温度】
7度以下 クリーンさが無いので冷やしてごまかすしかない

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、ちょっとオレンジがかったイエローで、酸化をイメージさせる。

香りは、複雑な果実感に、カラメルのような甘い印象、ハチミツやナッツ、トーストのような印象もあり、複雑です。

味わいは、酸化したギスギスしたアタックから、雑味を伴った酸味と苦味が出てきて、舌にワックスのような嫌な印象を残しながら、えぐ味のあるフィニッシュ。

これは失敗したわ~、という第一印象。
ヨーロッパの場末の居酒屋で、管理の悪い状態のワインを我慢して飲んでるって感じで、ある意味少旅行気分が味わえます。

ただ飲み進むと、このギスギスした感じが何となくクセになるというか、ダメな奴らの飲み会のような心地よさもありますね。
飲み進むとだんだんこの味に馴染んできて、美味しくなってきたかも。

でも舌にねっとりと絡みつくような感じがあって、決して良いワインではなさそうです。

今日の晩御飯はコンビニの、クラムチャウダーのパスタ。
合わせると、可愛らしい果実感が出てきて、違うキャラクターになりますね。
ワインだけより美味しくなります。

コンビニパスタのくどい味わいをワインがうまく洗い流してくれて、なかなかのマリアージュになってきました。
最近はコンビニパスタも美味しいですが、ちょっと脂っこかったりしますので、それのフォローという点では良い働きをしますね。

おつまみのピスタチオには、追い抜きざまに挨拶する、みたいな合い方?

第一印象がかなり悪かったにも関わらず、気が付くと500mlが無くなっていました。

クリーンじゃないダーティな印象があって、世渡りの上手い大人なワインって感じでしょうか。
人には薦められませんが、個人的には「アリ」ですね。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)


2015/10/27

ガラディーノ ソアーヴェ・クラシコ 2013

ガラディーノ ソアーヴェ・クラシコ 2013
ガラディーノ ソアーヴェ・クラシコ 2013
Galadino Soave Classico 2013

イタリア:ヴェネト州:D.O.C.ソアーヴェ
アルコール度:12%
ブドウ品種:ガルガネーガ主体

セブンイレブンで、1058円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかったレモンイエロー
濃淡:やや淡い
粘性:弱い
外観の印象:多めの炭酸を含んでいる、若々しい

【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、青りんご、菩提樹
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、火打ち石、貝殻
香りの印象:若々しい、ちょっと控えめ

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:旨みをともなった
バランス:スリムな、溌剌とした
アルコール:やや弱め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
柑橘系フルーツ

【評価】
シンプル、フレッシュ感を楽しむ

【供出温度】
7度以下 炭酸を多めに含んでいるので温度低めでフレッシュに楽しむのが良さそう

【グラス】
小ぶり、中庸

【総評】
外観は、グリーンがかった淡めのレモンイエローで、輝きは弱め。
炭酸を多めに含んでいて、表面に多く気泡が現れます。

香りは控えめで、柑橘系や青りんご、菩提樹のようなグリーン系のフローラル、ミネラルや硝煙、貝殻のような印象もあります。

味わいは、軽めのアタックから、炭酸の爽やかさとしっかりした酸味、フレッシュなフルーツ感が若々しい印象で広がり、スリムなボディながらじわっと旨みがあって、やや苦さを残して乾く感じでフィニッシュ。

スリムでシンプル、フレッシュながら味わいはドライですね。
人に例えると、スリムでおしゃれな、ヨーロッパ系の爽やかな美男子って感じ。

コストパフォーマンスはそこそこな印象ですが、上質感があって悪くはありません。
ワインだけでも爽やかに飲めて、普通に美味しいですね。

今日の晩御飯は、コンビニのクラムチャウダーパスタ。
このワイン、ドライでシンプルな印象なので、食事にも合わせやすいみたいですね。
爽やかに上品に対応します。

あまり期待しないで買ったのですが、これはなかなかいいかも。

フレッシュで爽やかなんだけど、しっかり旨みがあって品が良く、後味がとても爽やかですね。

伝統産地の品格を感じるまとまりで、ミネラルウォーターのような爽やかさがあります。

坂角のゆかりせんべいにはちょっとワインが戸惑う感じ。
海老の味が強すぎるかも。

良いワインですね。
ツボを抑えてるというか、主張は強くないけど、しっかり存在感を持っていて飲み飽きしません。

このワイン、オススメです。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

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