2013/05/04

マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2011

マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2011
マリー・クリスティーヌ プロヴァンス ロゼ 2011
Cuvee Marie Christine Provence Rose 2011 Chateau de l'Aumerade

フランス:プロヴァンス・コルス地方:AOCコート・ド・プロヴァンス
アルコール度:14%
ブドウ品種:グルナッシュ、シラー、サンソー

KISSYOで、1420円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:鮮やかなサーモンピンクのロゼ
濃淡:ロゼとしては中庸
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若々しい、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:赤い実の果実、グリーン系のハーブ、白い花、イチゴ
香りの印象:温度が低いせいか、香りが立ってこない

【味わい】
アタック:やや弱い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):チャーミング
酸味:おだやか、控えめ
バランス:スリム、ドライ
タンニン分:微かに感じる
アルコール度:やや強め
余韻:やや短い

【フレーヴァー】
スパイシー

【評価】
スリムでドライでフレッシュながら、しっかりとした芯のある印象

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
サーモンピンクでキラキラきれいな外観。
輝きも粘性も強めです。

香りは、弱め。
フレッシュ感あるフルーツやハーブ、ミネラルの印象もあって、爽やかさがあります。

味わいは、軽めのアタックから、ドライでスパイシーな印象になって、後味はやや辛めの乾く感じ。
スッキリした後味なので、辛くてもそれほど気になりません。

全体的な印象が、日本酒の大吟醸、って感じなんですよね。
口に含んだ時のフレッシュ感、中間やや重くて辛い、最後の後味はスッキリ、という流れが似てるのかな?

ということは、ひょっとして、これは和食に合うのかも。

カミさんに価格感を聞いたら、1680円で、やや高め。
ちょっと上質な味わい、という感想でした。

今日の晩御飯は、ミラノ風チキンカツ。
パン粉にスパイスとチーズが入ってます。

そのままだと、ワインがやや勝ち気味なので、マスタードとか、スパイスを加えると、フィットします。
生ハムにも良く合いました。

香りはあまり強くないのですが、深み、複雑味はあります。
木樽の印象、木のチップや、ちょっと焦げ香もありますね。

飲みくちは華やかさがあって、さらに後味もスッキリ。
価格のわりには楽しめる、いいロゼだと思います。

■楽天ショップへのリンク

シャトー・ド・ロムラード・キュヴェ・マリー・クリスティーヌ・プロヴァンス・ロゼ

※サイトより引用
この[キュヴェ・マリー・クリスティーヌ・プロヴァンス・ロゼ]は、グルナッシュ、シラー、サンソーのブドウ品種の一番搾り果汁を13度に冷却しながら抽出し、それを10日間ゆっくりと醸造し、その年の終わりごろにブレンドして造られる、まさに伝統プロヴァンス・ロゼ。
低温で抽出された一番搾り果汁は、淡いピンク色がついており、一番果汁の美味しさと、この絶妙な色の抽出が伝統プロヴァンス・ロゼの真骨頂となるわけです。 これを休日のブランチに飲めば、気分はもうコートダジュールです!!。地中海料理にはもちろんのこと、アジアン料理にも、驚くほどマッチする!!!、と造り手自身がオフィシャルページで語っています。ロゼと言えば、このワインです!!。 ロゼを飲むなら、是非とも、このワインをオススメいたします!!。

■関連リンク(KISSYOのワイン)

コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2012 (ブラインドテイスティング:外す)

コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2012
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)ゲヴュルツトラミネール(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735 (6本セット@796円で購入)(ワインダール)
(4)リースリング(チリ:セントラル・ヴァレー:12)\735
(5)ヴィオニエ(チリ:コルチャグア・ヴァレー:12)\735

の5本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
ディスク:やや厚い
粘性:強め
泡立ち:スティル
外観の印象:少し落ち着いた色調、輝きが強め

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ライチ、パイナップル、白い花、若葉のようなグリーン香、タバコの葉?
香りの印象:アロマティック、木樽の印象

【味わい】
アタック:やわらかい
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:フレッシュ、強め
バランス:厚みのある、溌剌とした
苦味:爽やかさを与える
アルコール:やや高め
余韻:やや長い

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
果実感が強くフレッシュ、力強さもある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【判定】
ちょっとオレンジっぽさのある外観で、輝きは強め。
粘性も強く、液面もテラテラしている。

香りはアロマティック。
今回見事にアロマティック品種が揃ったので、なかなか選択が難しい。
かすかにライチっぽい感じがあるものの、ゲヴュルツトラミネールでは無さそう。
ヴィオニエかトロンテス?

味わいは、フルーツ感が強めで、甘みもある。
酸味がしっかり強くて、味わいは若々しい。
後味はフレッシュなフルーツ感が強い。
ちょっと果汁が入っているかのようなフレッシュ感。

ヴィオニエはちょっと熟したようなクセのある果実感のような記憶があるので、どちらかというと、トロンテス?

ファイナルアンサーで、トロンテス
で、ブー

ヴィオニエの方でした。

【総評】
コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル 2012
Cono Sur Viognier 2012

チリ:コルチャグア・ヴァレー
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:ヴィオニエ

ワインダールの通販で、5本セット3980円、1本あたり796円で購入。
参考価格は735円。

外観は、少しオレンジっぽさのある色調ですが、若々しさがあって、輝きも強め、キラキラしてます。

香りはアロマティックで、南国系のフルーツやオリエンタルフルーツ、ちょっと熟した果実の印象が中心で、そこにクリームやミネラル、フローラルな印象が混ざる。
ミントとかユーカリオイルのような揮発性のある印象もありますね。

味わいは、優しくフレッシュなアタックで、ジワッと甘みとフルーティさが広がって、しあわせ感が充実する感じ。
さすがコノスル、って感じの、華やかさがありますね。
後味はちょっとえぐ味が残るものの、ジューシーな印象が残って、余韻もじわっと続きます。

フレッシュ感がとても心地よくて、全体のバランスもいいです。

今日の晩御飯は、ミラノ風のチキンカツ。
パン粉にチーズとハーブが入ってます。

このワイン、香りが強めながら、味わいがスッキリしているので、香りの強めの食事にはよく合います。

というか、レモンを絞って美味しくなる料理には。全般的に合いそうです。

鶏レバーの甘辛いためにも合わせてみると、これはダメ。
レバーの臭みをカバーできません。

ハーブやスパイスの香りが効いている食事なら、合わせる幅は広そうですね。
キーマカレーとか、ドライカレーとかにも合いそうです。

食事が終わって、ドライマンゴーに合わせると、これもピッタリ。
甘みとか、香りとか、いろいろフィットします。

生ハムでアボカドを巻いて食べると、これもピッタリ。
ちょっと華やかさのある、オードブルとかに、良く合う、パーティワインって感じですね。

カミさんに感想を聞いたら、「このワイン、後味がイマイチ、780円くらい」と、意外と厳しい評価。
まあ、そのわりには、よく飲んでました。

安定感のある、コストパフォーマンスの高いワインだと思います。

■関連情報(コノスルのワイン)



■楽天ショップへのリンク

コノスル ヴィオニエ ヴァラエタル

※サイトより引用
“コノスル”とは「南の円錐」という意味で、南向きの円錐の形をした南米大陸から世界に向けてニューワールドワインの魅力を発信していこうというヴィジョンをもって1993年に設立されました。
設立後十数年のうちに、チリ第2位の輸出量を誇るまでの大ブランドに成長したコノスルですが、その成長の原動力であり、コノスルの理念でもある「イノヴェーション(革新的であること)」を常に追い求める姿勢は、スクリューキャップの導入、ビオビオやレイダなど新興産地においての自社畑拡大、サステイナブル農法や有機栽培の実践、など、時代に先駆けて行われてきた数々の取り組みにあらわれています。
リーズナブルな価格で高品質&高コストパフォーマンスのコノスルワインは、各種コンクール等の賞やワイン誌での高い評価を国内外で獲得しており、農夫達のハードワークと有機栽培畑のシンボルである「自転車」ラベルで親しまれています。
鮮烈なアンズ、白桃、クチナシの香りに微かな樽熟成によるナッツのノートが複雑性を与えている。ボリューム感と酸を感じるが当りは柔らか。微かに樽熟成を感じさせるナッツの風味があり、マイルドな余韻が楽しめます。

2013/05/03

ヴィーニャ・ルナ ホワイト 2012 (ブラインドテイスティング:当てる)

ヴィーニャ・ルナ ホワイト 2012
(1)トロンテス100%(アルゼンチン:サンファン州:11)\1260
(2)チャレッロ、ガルナッチャ・ブランカ(スペイン:カタルーニャ州:DOカタルーニャ:08)\1090(特売)
(3)品種不明(スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ:12)\780

の3本のうちから1本を開けてもらい、ブラインドテイスティング。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや淡い
ディスク:やや厚い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:若い、輝きがある

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:石灰のようなミネラル、白い身の果実、クリーム、柑橘系、ラムネのような炭酸の印象
香りの印象:第1アロマが強い、上品な印象

【味わい】
アタック:やや弱め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):まろやか
酸味:フレッシュ、強め
バランス:スリムで、溌剌としている
苦味:やや強めで、後味に残る
アルコール:やや高い
余韻:短め

【フレーヴァー】
フルーティ(フレッシュな)

【評価】
スマートでフレッシュだが、苦味とアルコールの印象が強く、ややバランスが悪い

【供出温度】
8-10度

【グラス】
小ぶり

【判定】
色付きが弱いが、輝きのある外観。
しっかりしてそう。

香りは、強くはないが、上品な果実感がある。
白い実の梨や白桃のような感じに、ミネラル感と、フレッシュな炭酸の印象がある。
アロマティックではないので、トロンテスでは無さそう。

味わいは、外観の印象よりは弱め。
フレッシュな果実感が強く、グレープフルーツのような苦味が残る。

トロンテスを除いた2本はどちらもスペインで、しかも片方は品種不明なので、何とも判断がつかない。
価格感の感じでは、1000円を超えないくらいのイメージ。
生産年も2008年の5年前の印象ではない。

ファイナルアンサーで、品種不明のスペイン
で、ピンポン

果実感の強い、フレッシュな味わいです。

【総評】
ヴィーニャ・ルナ ホワイト 2012
Vina Luna White 2012

スペイン:ラ・マンチャ州:DOラ・マンチャ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:不明

KISSYOで、780円で購入。

色付きの淡い外観ながら、輝きは強めで、粘性もしっかりしてます。

香りは、弱めながら上品。
梨やモモのような果実感があって、そこにミネラルと、ラムネのような爽やかな印象が加わります。
イタリアの白に良く感じる香りです。

味わいは、シンプルな果実感で、スレンダーなタイプ。
梨の芯みたいな、苦味のあるフレッシュな果実感があります。

良くいえばグレープフルーツのような感じ、ちょっとえぐ味と苦味が強いので、梨の芯のような感じというか。

このワインのポイントはこのやや荒い感じの果実感ですね。
好き嫌いが分かれそう。
ちょっと重い感じもあるかな。

食事と合わせるとまた違うかもしれません。

今日の晩御飯は、海老天うどんと、中華街で買ってきたぶたまん。

このワイン、食事の邪魔をせずに、すっと馴染みますね。
どんな食事でも合いそうな感じ。

この柑橘系の苦味が食事のアクセントになってるみたい。
ゆずというか、すだちのような酸味みたいな印象です。
和食にも合わせやすいかも。

食事が終わって、ワインだけになると、バランスの悪さがちょっと気になりますね。

痩せた感じの味わいに、強めの苦味があって、飲み口にちょっとクセがあります。

カミさんに価格感を聞いたら、880円でまあ正解。

好き嫌いが分かれそうなタイプですが、悪くはないと思います。

■関連リンク(KISSYOのワイン)

2013/05/01

ヨセミテ・ロード シャルドネ NV (2013年購入)

ヨセミテ・ロード シャルドネ NV
ヨセミテ・ロード シャルドネ NV
YOSEMITE ROAD CHARDONNAY NV

アメリカ:カリフォルニア州:セントラル・ヴァレー
アルコール度:13%
ブドウ品種:シャルドネ主体

セブンイレブンで、598円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:やや濃い
ディスク:やや薄い
粘性:やや強め
泡立ち:スティル
外観の印象:色付きが良い、若い

【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:ミネラル、バター、フリンティ、カリン、熟した果実、蜜
香りの印象:木樽の印象、濃縮感がある

【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:やわらか、フレッシュ
バランス:厚みがある、まろやか
苦味:コク(深み)を与える
アルコール:やや強め
余韻:少し続く

【フレーヴァー】
フルーティ(濃縮感がある)

【評価】
濃縮感と厚みがある

【供出温度】
8-10度

【グラス】
中庸

【総評】
このワイン、3回目ですが、前回は2011年の3月なので、もう2年前ですね。

セブンイレブンでいつも見かけますが、ラベルデザインとか美味しそうなイメージが無いので、なかなか手が伸びないんですよね。
最近はワンコインワインも充実しているので、598円という価格もちょっと微妙。

でも、以前のレビューを読み返してみると、意外とコストパフォーマンスが高いみたいなので、久しぶりに飲んでみました。

しっかり厚みのある味わいですが、嫌味は少なく、安いカリフォルニアのワインの中では、良くまとまっている方だと思います。

外観は、若々しくて、やや濃い色調。
酸化して変色したような濃さではないので、印象は悪くありません。

香りは、厚みのある果実感を中心にして、ミネラル感や、バターリィな印象があります。
ハーブ香や、フローラルの印象もあり、悪くありません。
いわゆるニューワールドのシャルドネ、って感じの、厚みを感じるタイプですね。

味わいは、香りの印象よりは、ずっと軽めの印象。
フレッシュ感のある、ちょっと強めのアタックから、ボディは膨らまずにカジュアルな印象で、そのままフィニッシュまで流れていく感じ。
後味はやや苦味と、フレッシュ感を残します。
厚みのあるフルーツ感なので、ちょっと濃厚な後味になりますね。

全体の印象は価格以上の印象です。
ちょっとバランスが悪くて、ギクシャクした感じはありますが、この価格では問題ないと思います。

お店で買ったときは温度高めだったので、冷蔵庫でちょっと冷やしながら飲むことに。

ちょっと冷えると、軽さが出てきますね。
いい意味の軽さじゃなくて、ちょっと気が抜けたような軽さ?

あまり冷やすとダメなタイプかも。

今日の晩御飯は、ボンゴレパスタ。
アサリに合わせると、魚介の磯臭さがカバーしきれません。

魚介に合わせると、ややグダグダになる感じ?
ワインが、何やっていいか分からず戸惑ってるような感じ?を受けます。

クリーム系のパスタとか、チキンの方が合いそうですね。

ホワイトチョコレート味のスナックや、アーモンドチョコレートに合わせると、意外とOK。
パスタより合う感じ。

温度低めの方が飲みやすいですが、温度高めの方が、厚みを感じられます。
このへんは好みの問題でしょうか。
強いワインではないので、ボリューム感は弱めです。

万人受けする、そつないまとまりですね。
コンビニで手頃な価格で買える、という点では、リピート率は高いかも。

飲み進んで、ちょっとゴムっぽい香りが出てきたのが、やや気になりました。

■関連リンク(セブンイレブンのワイン)

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