2017/08/04

ウルル シラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン NV

ウルル シラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン NV

ウルル シラーズ カベルネ・ソーヴィニヨン NV
Uluru Shiraz Cabernet Sauvignon NV

オーストラリア:地理的表示無し
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:シラーズ、カベルネ・ソーヴィニヨン

ヤオコーで、税抜き498円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱い
色調:若々しい紫色がかった色調の、少し濃いルビー
濃淡:やや淡い
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、底がうっすら見えるくらいの透明感

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カシス、ジャム、メントール、杉
<香辛料・芳香・化学物質>血液、生肉、スパイス、黒胡椒
香りの印象:第1アロマが強め、開いている

【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、なめらか
タンニン分:サラサラしているが、後味に強めに残る
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや高め
余韻:短い

【フレーヴァー】
チャーミングな果実とスパイス感

【評価】
ライトでカジュアルな果実感のある味わいだが、しっかりしたタンニンが引き締めている

【供出温度】
14-16度(夏場)20度超えても意外とダレないけどヒンヤリ感じるくらいが良さそう 

【グラス】
小ぶり、中庸

【デカンタージュ】
必要なし

【総評】
外観は、若々しい紫がかった色調の少し濃いルビーで、底がうっすら見えるくらいの透明感があります。

香りはしっかりしていて、カシスやジャム、生肉、黒胡椒、メントール、杉など、やや青臭い感じはあるものの複雑性があります。

味わいは、ライトなアタックから、カジュアルな果実感と甘みがふわっと広がり、やさしくスレンダーなボディで、その後にじわっとタンニンが締めてきて、えぐ味の残る辛めのフィニッシュ。

優しくてカジュアル、フルーティな味わいに、効果的なタンニンが効いていて、とても良いまとまりですね。
ワンコインのクラスでは、かなり良い方じゃないでしょうか。

マイナスポイントがあまりないんですよね。
ワンコインって突っ込みどころ満載で、それを目をつぶって飲む、みたいなところがありますが、このワインは全体的に一定レベルをクリアしている感じ。

特に香りがいいですね。
1000円のワインと500円のワインの違いは香りにあると常々思っているのですが、このワインは800円クラスくらいの香りのボリューム感を持っています。

ただ、時間とともにどう変わってくるかがポイントになりますね。

今日の晩御飯は「ミート茄子」。
ご飯にかけてチーズを乗せて、ドリア風です。
バランス的にはとても良く会いますが、最終的にワインのフルーツ感が全部持っていきますね。

食事と合わせると、果実感と甘みが強めに出て、オーストラリアのカジュアルワインって感じ。
カジュアルでハッピーな合い方で、パーティ的ですが、これはこれでいいのでは。
ハイタッチで盛り上がる感じでしょうか。

おつまみの「ビーフジャーキー」はお互い理解してないけど、ただ盛り上がるみたいな合い方。

まあ、パーティワインですね。
この価格帯では抜群に良い方だと思います。

ブラインドで飲んだら、多分800円から1000円くらいをイメージするのではないでしょうか。

しっとり飲む感じではなく、パーッと楽しむタイプで、飲むとすぐに応援してくれる「チアガール」的な印象。

コストパフォーマンスは高いと思います。

■関連リンク(ヤオコーのワイン)


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