2017/08/05

エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン 2016

エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン 2016

エミスフェリオ ソーヴィニヨン・ブラン 2016
HEMISFERIO SAUVIGNON BLANC 2016

チリ:セントラル・ヴァレー
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン100%

エノテカの通販で12本セット10,584円(送料込)、1本あたり1,059円で購入。
参考価格は、1,620円

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:若々しい、よく熟した

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>カリン、モモ、グリーン系のハーブやフローラル
<香辛料・芳香・化学物質>ハチミツ、丁字、香木
香りの印象:若々しい、複雑で華やか

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、しっかりした
苦味:コク(深み)をあたえる
バランス:まろやかな、厚みのある
アルコール:強め
余韻:長めに続く

【フレーヴァー】
フローラル

【評価】
果実感たっぷりで甘みのあるカジュアルな味わいだが、華やかさと深みがある

【供出温度】
11ー14度(夏場) まろやかで香りも華やかなので、あまり冷しすぎない方がいい

【グラス】
中庸

【総評】
外観は、ほんのりオレンジがかったイエローで、輝きがあります。

香りは、カリン、モモ、熟した果実、甘いハチミツ、グリーン系のハーブやフローラル、香木など、個性的で複雑で華やかさがあります。

味わいは、強めのアタックから、爽やかな果実と甘み、しっかりした酸味がじわっと広がり、追いかけるように旨みが出てきて、その後えぐ味のあるやや乾く感じでのフィニッシュ。

カジュアルなワインですが、いろいろな仕掛けがありますね。

まず香りが華やかで個性的。
ブラインドで飲んだら、ソーヴィニヨン・ブランとは思わないかも。
ゲヴュルツトラミネールとかトロンテスとか、アロマティック品種の印象がありますね。

グリーン系をベースとした香りなのですが、ウッディだったりフローラルだったり、アクセントになる要素も効いています。

大人な印象で、ゴージャス感もあって、これはいいですね。

スペイン最大手の「トーレス」がチリで生産しているワインですが、スーパーなどでもよく見かける、「サングレ・デ・トロ」よりも良さそう。

今日の晩御飯は、「カツオのたたき」と「冷奴」。
カツオは生臭さも強めで、血合いの味も強いので、ワインには合わせにくいメニューですが、やっぱりこのワインも合いません。
「冷奴」もワインの香りが強めなのでフィットしません。

おつまみで買ってきたスーパーのお惣菜「豚タン塩レモン風味」は、悪くないものの世界観がまったく違いますね。

カジュアルなんだけど、ワインとしての存在感があるので、合わせる食事は気を使いそう。

逆にワインだけで飲めるので、食事はないほうがいいかも。

ソーヴィニヨン・ブランっぽくない、爽やかというよりは、ピリッとスパイシーな個性でふっくらした味わい。
お土産で持っていける、ちょっと良いカジュアルワインですね。

■Amazonへのリンク



■エノテカの通販サイト

https://www.enoteca.co.jp/item/detail/066870392

※サイトより引用

スペインワインを牽引する名生産者、トーレス。
その血統を受け継ぎチリで環境に優しい技術を用いて造る、爽やかですっきりとした味わい。

スペインのバルセロナの近郊、ペネデス地方でワインを造り続けて140年以上という長い歴史を持つワイナリー、トーレス。
その長年の経験を土台とし、1960年代から国際品種のワイン造りやステンレスタンクの使用など、積極的に革新的なワイン・メイキングも採用し、スペインワイン界のリーダーとして世界中のワインラヴァーから称賛を得ています。

1979年には、フランスの権威あるレストランガイド、ゴーミヨ誌が主催しパリで開催されたワイン・オリンピックにおいて、グラン・コロナス・ブラックラベル1970年ヴィンテージ(現マス・ラ・プラナ)が、ボルドーのメドック格付け第一級シャトー・ラトゥールやシャトー・オー・ブリオンを超える評価を獲得し、世界の注目を集めました。
2002年には世界的に権威あるデキャンタ誌にて当主ミゲル・トーレス氏が「マン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。
更に2006年にはワイン・エンスージアスト誌にてヨーロッパ最高のワイナリーに選出されたという、まさにスペインワインを代表する輝かしい実績を有しています。

現在では、カタルーニャをはじめ、リオハ、リベラ・デル・ドゥエロ、リアス・バイシャス、ルエダなどスペインの主要産地を網羅し、トーレスの定番である、牛のマスコットでおなじみの「サングレ・デ・トロ」から、前述の通りボルドー一級シャトーを超えたカベルネ・ソーヴィニヨン、「マス・ラ・プラナ」まで、スペイン各地においてブドウ品種と土地の個性を最大限にひき出した高品質なワインを生み出しています。
同時にワインを生み出す環境、人に優しいワイン造りを目指し日夜研究に励んでいます。

活躍の場は、スペインにとどまらず、チリやアメリカでもワインを生産。
合計1300ha以上の畑も所有し、世界140ヶ国以上で愛飲されています。
そのワインの多くが各国のワイン・コンペティションで数々の高評価を獲得しており、トーレスの進化は果てることなく続いています。

トーレスのチリでの挑戦は1979年から、ミゲル・トーレス・チリとして始まりました。
現在でこそチリワインはニュー・ワールドの筆頭として知名度がありますが、ミゲル・トーレス・チリはヨーロッパのワイナリーの中で一早くチリでワイン生産を始めた、チリのクオリティワインのパイオニアと言える存在なのです。

「エミスフェリオ」シリーズは、カジュアルに楽しめるシリーズ。
「エミスフェリオ」とは「半球」を意味し、南半球に位置するチリのワインであることを表しています。
素晴しいワインを生み出すために欠かせない自然環境を守るため、その利益の一部を保全活動に寄付しています。
また、軽量ボトルの採用、代替エネルギーを用いたワイン造り、ラベルに再生紙の使用など、地球環境の保護、改善に貢献しています。

こちらのエミスフェリオ・ソーヴィニヨン・ブランは、セントラル・ヴァレーに所有する畑で造られるブドウを使用。
ステンレスタンクで熟成され、フルーティですっきりとした味わいに仕上がります。

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