2016/10/14

カソラーレ ピノ・グリージョ 2014

カソラーレ ピノ・グリージョ 2014

カソラーレ ピノ・グリージョ 2014
Ca' Solare Pinot Grigio 2014

イタリア:ロンバルディーア州:I.G.T.プロヴィンチャ・ディ・パヴィア
アルコール度:12%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ

成城石井で、税抜き1190円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:オレンジがかったイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:若々しい、ツヤと輝きがある

【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>洋梨、メロン、柑橘系、ややナッティ
<香辛・芳香・化学物質>石灰のようなミネラル、澱や酵母
香りの印象:若々しい、開いている

【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:やさしい、後から酸っぱい
苦味:穏やか、控えめ
バランス:スリムな、溌剌とした、真ん中が抜けた感じ
アルコール:やや弱めだが、後味にちょっと残る
余韻:短い

【フレーヴァー】
気が抜けたフルーツ感

【評価】
ライトでカジュアル、全体のバランスが悪く大事な何かが抜けた感じの味わい

【供出温度】
7度以下 バランスが悪いのでしっかり冷やして飲んだ方が良さそう

【グラス】
小ぶり

【総評】
外観は、オレンジがかったイエローで、輝きとツヤがあります。

香りは、澱や酵母、石灰のようなミネラル、洋梨、メロン、柑橘系、果実味が中心でシンプルな印象。

味わいは、軽めの穏やかなアタックから、地味な果実感と頼りない酸味がよっこらしょと広がり、何か足りない感じでストンと落ちて「?」な印象のフィニッシュ。

全体にバランスが悪くて、満足感が少なくて、ちょっと水っぽくて、第一印象はイマイチですね。

1000円超える価格でこれは無いわ、って感じです。
まあ、飲み進むとちょっと変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、成城石井の「自家製ジェノヴェーゼのシーフードパスタ」。
これがまた実に良く合いますね。

両方とも何かしら足りない部分があるのですが、献身的に補い合う印象で、まさにマリアージュ。
まあ、低いレベルですが・・

しかし、食事が入るとワインが急に活き活きしてきますね。
食事と合わせた時の印象は、ワンコインとは違う存在感を発揮してくれます。

パスタもコンビニとは違い、オリーブやナッツがアクセントになっていて、飾らない素直な素材感で合う印象です。

食事が終わって薄焼きせんべいに合わせてみると、お互い軽いので、軽くさばく感じで、フィットしないけど、馴染みもしません。

ワインだけになると、やはりサバサバした感じが気になって、ちょっと物足りないんですよね。

コストパフォーマンスはイマイチだけど、悪いワインではなさそうで、特に食事との相性は良さそうですね。
香りも味もそんなに強くないので、和食にも合いそうな気がします。

人に例えると、真面目で勉強も出来るけど、素っ気なくて愛想が無い男子みたい?

個人的にはリピートしたいとは思わないタイプでしょうか。

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