LE CEP D'OR SAUVIGNON BLANC RESERVE 2012
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12%
ブドウ品種:ソーヴィニヨン・ブラン
グルメシティのワゴンセールで、540円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:グリーンがかった、イエロー
濃淡:中庸
粘性:強め
外観の印象:少し熟成感がある
【香り】
第一印象:やや弱め
特徴:
<果実・花・植物>柑橘系、アプリコット、ミント
<香辛料・芳香・化学物質>ミネラル、ヴァニラ、クリーム
香りの印象:木樽の影響を感じる
【味わい】
アタック:やや軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:ややキツめで、ちょっと酸化している
苦味:穏やかな
バランス:ドライでフラット、痩せた印象
アルコール:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
酸化したリンゴやシードルの印象
【評価】
酸化が進んでいて、酸っぱくてドライな味わい
【供出温度】
7度以下 酸っぱいので冷やしてごまかす
【グラス】
小ぶり
【総評】
ワゴンセールで980円→540円になっていたものですが、同じワインを2年前に飲んでるので、その間売れずにずっと店頭にあったやつでしょうね。
どこまで傷んでるかがポイントですね。
外観は、グリーンがかったイエローですが、ちょっと熟成感が出ています。
香りは、甘いアプリコットのような果実、ミネラルやハーブ、ヴァニラやバタークリームのような印象もあります。
味わいは、軽めでドライなアタックから、フレッシュな柑橘系の果実感と酸化したキツい酸味が広がり、痩せた収斂性のあるボディで、えぐ味と苦味を残した辛いフィニッシュ。
いやー、ワゴンセールで買ったので期待はしてなかったのですが、完全に酸化してますね。
ちなみに2年前は
ソーヴィニヨン・ブランの見本のようなまとまりですね。という評価。
フレッシュ感もあって、ワインだけでも飲みやすく、これはいいですね。
2年後の今は、ちょっと切ない場末の酒場みたいになってます。
とはいえ、飲めないレベルではありません。※あくまで個人の感想です
あれ、このワイン、飲み進むと酸化した感じが良く思えてきましたね。
渋みのある中年男性みたいな、ひとクセある良さと言うか。
昔のボルドーの白って酸化した印象のものが多かったですが、このワインも古いボルドースタイルのような印象になってきました。
冷蔵庫で冷やしてワインの温度が下がってきたので、飲みやすくなったのかもしれません。
今日の晩御飯は「鶏皮焼き」「鶏天」「さつまいも天」。
酸化したワインって食事の馴染みが良いケースがありますが、このワインも食事をガッチリつかみます。
ただまあ、あまり幸せ感のある感じではなくて、ちょっと絡まれてるくらいの印象でしょうか。
鶏皮焼きは居酒屋的な合い方ですね。
基本的に良いワインなので、酸化してても品がありますね。
見た目が悪かったりしてあまり売れなかったのかもしれませんが、ベースはとても良いと思います。
人に例えると、フレッシュで希望に満ちた新人営業マンが、現場で2年間鍛えられて、やさぐれちゃった、って感じ?
新しいビンテージが出たら買ってみてもいいですが、きっともう出ないんでしょうね。
イオンの通販でももう売ってないので、このシリーズは終了だと思います。
■関連リンク(トップバリュー/イオン/グルメシティのワイン)
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