BellFlower Pinot Grigio 2014
チリ:D.O.セントラル・ヴァレー
アルコール度:14%
ブドウ品種:ピノ・グリージョ100%
リカーランドトップで、税抜き1080円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:ちょっとオレンジがかった、ベージュのようなイエロー
濃淡:淡い
粘性:強め
外観の印象:色付きが弱い、金属質な輝きがある
【香り】
第一印象:しっかりと感じられる
特徴:
<果実・花・植物>青りんごや梨、青草、ハーブ
<香辛料・芳香・化学物質>小石のようなミネラル、クリーム
香りの印象:第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):やや多めの残糖
酸味:爽やか、やさしい
苦味:強め
バランス:まろやか、スムーズ
アルコール:強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
夏みかんのような苦味の強い柑橘系
【評価】
フレッシュでフルーティ、カジュアルなまとまりだけど、品種の個性が活きている
【供出温度】
8-10度 温度低めがスッキリ飲めそうだけど、品種の個性を出すにはやや温度上げた方が良い
【グラス】
中庸
【総評】
外観は、オレンジがかったベージュっぽいイエローで、輝きが強め。
香りは、青りんごや梨のような固い果実、小石のようなミネラル、青草、グリーン系のハーブ、などがあり青っぽさが個性的です。
味わいは、ちょっと強めのアタックから、爽やかな果実と甘み、しっかりした酸味が一気に広がり、その後にやや強めの苦味がフレッシュ感を加えてくれて、じわっと旨みを残すフィニッシュ。
爽やかなグリーン系の印象が強いのですがソーヴィニヨン・ブランとは違って、ちょっとクセがあるというか個性的というか、ローカル品種独特の内向的な感じというか、とにかく面白みがありますね。
このワイン、残糖がちょっと多めで甘みがあるのですが、それがチャーミングポイントになってるみたい。
ぶどう品種の個性に魅力を加えるために、ちょっと甘みを強めにしてる感じで、甘みが少ないとギスギスした印象になってしまいそうです。
ピノ・グリージョは、フランス・アルザスの主要品種であるピノ・グリと同じですが、ピノ・グリージョはカジュアル、ピノ・グリはちょっといいワイン、って感じがありますよね。
調べると、イタリアでは北部から南部まで幅広く栽培されていますが、もともとが寒い産地の品種なので、北イタリアのフリウリ・ヴェネツィア・ジュリア地方やロンバルディア地方などのものがお奨めのようです。※辻調グループサイトより
このワインは、北イタリアには無い濃厚な果実感と甘みを持っていて、ちょっとグラマーな印象がありますね。
陽気なセクシーさというか。
ラベルデザインはとても文化的な知的なイメージを受けるのですが、味わいはもっとラテンで陽気なイメージです。
今日の晩御飯は白身魚のフライとはんぺんフライ。
このワイン、フライにはよく合いますね。
ワインだけの時に感じた甘みもそれほど気にならず、魚系でもチキンでも良さそうです。
時間が経つと、木樽の印象が出てきました。
人に例えると、上品だけど魅力的な、セクシーさもある大人な女子みたいな感じ?
良いワインだと思います。
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ベルフラワー ピノ・グリージョ
※サイトより引用
ベルフラワーはチリで最もエキゾチックで美しい花として愛される国花です。
ピノ・グリージョはピノ・ノワールの仲間で、黒ぶどうと白ぶどうの中間的要素を持つ品種で、北イタリアで多く栽培されています。
この品種を醸造家エリック・モナンは実に見事に特徴を引き出しています。
新鮮で輪郭がクリアでとても引き締まっており、ミディアムボディでドライなこのワインは、ぎっしりと詰まった洋梨、シトラス系の果実の香りが爽やかでエキゾチックな風味に満ち溢れています。
余韻は長く、爽やかさと清涼感が長く続きます。
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