CLAUDE VAL BLANC 2013
フランス:ラングドック・ルーシヨン地方:I.G.P.ペイ・ドック
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:グルナッシュ・ブラン35%、ヴェルメンティーノ25%、シャザン15%、モーザック10%、ソーヴィニヨン・ブラン10%、シュナン・ブラン 5%
リカーランドトップで、税抜き850円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:強め
色調:少しベージュっぽい、イエロー
濃淡:やや淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、ちょっとグレーがかっている
【香り】
第一印象:控えめ
特徴:
<果実>リンゴ、メロン、柑橘系
<花・植物>グリーン系のハーブ、松
<香辛・芳香>石灰のようなミネラル、シロップ
<化学物質>ちょっと硫黄
香りの印象:若々しい、複数の品種の影響で複雑さを感じる
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、シャープな
苦味:旨みを伴った
バランス:溌剌とした、まろやか、少し厚みがある
アルコール:やや強め
余韻:やや長い
【フレーヴァー】
ちょっと酸っぱい、ナシやリンゴのような印象
【評価】
スッキリ爽やかな味わいながら、個性的な旨みを持っている
【供出温度】
11-14度 最初は冷やしてフレッシュさを楽しんで、後半はやや温度高めで複雑で個性的な味わいを楽しめそう
【グラス】
中庸
【総評】
外観はやや淡めの、ベージュっぽい色調のイエローで、金属質な強い輝きがあります。
香りは、リンゴ、メロン、ナシ、柑橘系などの複雑な果実香、石灰っぽいミネラル、グリーン系のハーブ、ちょっと松脂、クリームやシロップのような印象もあり、複雑さを持っています。
味わいは、軽めですっきりフレッシュなアタックから、少し大人な柑橘系のフルーティさが酸味とともに爽やかに広がり、ちょっとふっくらしたボディが長めに続いて、ジューシーさのある心地よいフィニッシュ。
6種類のブドウ品種が使われていますが、とても統制の取れたキレイなハーモニーで、バランスは抜群。
フルーティさもちょっと大人な印象で、ニューワールドのフルーツ感とは違い、ちょっとビターな大人のデザートって印象。
苦味が効果的に効いていて、さらに旨みを感じるからかもしれません。
飲み進むと、若干樽の影響が強めに出てきました。
これがどう変化するかで最終的な評価が分かれそうですが、第一印象は抜群に良いですね。
果実感がとても良くて、上質な印象で、クリーンで広がりがあります。
ローカル品種が足を引っ張るのではなくて、個性を加えているって印象。
品種それぞれがちゃんと役目を果たしているような気がしますね。
このワイン、2009年を飲んだことがありますが、そのときも苦味が味のポイントになっていました。
2009年は、後半グッと良くなってきたようなので、このワインもちょっと期待して飲みたいと思います。
今日の晩御飯は、イカと茄子のトマトパスタ。
合わせると、ワインの甘みとフルーツ感が強めに出てきます。
食事に合わせると、結構甘く感じますね。
おつまみで、リッツクラッカーにクリームチーズを乗せて合わせると、パーティ的な合い方でまったく問題無いのですが、トマトとかハーブとか加えた方が合いそう。
ピスタチオは、やや苦味が強く出るものの、悪くありません。
このワインちょっとマニアックな構成なので、家庭料理に会わせるのは微妙に難しそうですが、フレンドリーなので、まあ気にならないかも。
合わせるんだったら、ハーブ香が強めの料理がいいですね。
甘みもあるので、グリーンカレーとか、マッサマンカレーとかも意外といけるかも。
人に例えると、冷静でクールで知的な、欧米の若者って感じ?
とても良いと思います。
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クロード・ヴァル 白/レ・ドメーヌ・ポール・マス 750ml (白ワイン)
※サイトより引用
南フランス、カルカッソンヌ近郊のペセナスで1892年からブドウ栽培を行ってきたマス家。「シャトー・ポール・マス」「レ・ドメーヌ・ポール・マス」をはじめとする自社畑のアイテム、厳選した契約農家のブドウから造られる「イル・ラ・フォルジュ」や「ル・ブラッセ」、そして有機式畑の「レ・タンヌ」と「高品質」であると同時にそれぞれの価格帯における「ヴァリューNO.1」にこだわったワインを世に送り出しています。現オーナーのジャン・クロード・マス氏は受継いだテロワールを重視しながらも、最新の醸造技術やアイデアをいち早く取り入れ、研究と革新を続け、常に広い層に旨いと言わしめるテイストを追求。今やリーズナブルで本格的なスタイルを貫く生産者として、世界各国のコンクールや評価誌、そして専門家たちから高く評価されています。■1000円以下のおすすめワイン
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ジャン・クロード・マス氏は、「自らのアイデンティティの為に、どんなに要望があってもこれより安いワインは造らない」と限界ラインで“魅せる”スーパー・バリュー&クオリティワイン。南仏の豊かなテロワールをたっぷりと堪能できます。
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