2015/06/27

和こころ 甲州 2014 まるき葡萄酒

和こころ 甲州 2014 まるき葡萄酒
和こころ 甲州 2014 まるき葡萄酒
Wa Kokoro Koshu 2014 Marquis Winery

日本:山梨
アルコール度:12%
ブドウ品種:山梨県産甲州100%

リカーランドトップで、税抜き1480円で購入。

【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:ほんのりオレンジがかった、ほぼグレーに近いイエロー
濃淡:かなり淡い
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい、色付きが弱い

【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>梨や桃のような白い実の果実、柑橘系
<花・植物>甘い印象のフローラル
<香辛・芳香>酵母や澱の印象、ちょっと麦わら
<化学物質>なし
香りの印象:第1アロマが強め

【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):少し残糖の甘み
酸味:爽やかな、どっしりした
苦味:軽め
バランス:軽めで爽やかだが、アルコールの強さと辛さも感じる
アルコール:やや強め(に感じる)
余韻:短い

【フレーヴァー】
爽やかな柑橘系

【評価】
フレッシュでフルーティ、ライトなボディながらアルコールを強めに感じて辛さもある

【供出温度】
8-10度 冷やしてサッパリした味わいを楽しみたいけど、温度が低すぎると旨みが感じられないので冷やし過ぎに注意が必要

【グラス】
中庸

【総評】
外観は淡く、甲州らしいほんのりピンクっぽさのある、ほぼグレーに近いイエローで、輝きが少しあります。

香りは、最初は白い実の果実の印象があって、その後柑橘系に変化、酵母や澱の印象、枯れたグリーン香、など深みを感じます。

味わいは、軽めのアタックから爽やかなフルーツ感とほんのり甘みが広がり、酸味がどっしりと支えて、そこにアルコールの強さと辛味が乗ってきて、とてもしっかりした印象でフィニッシュ。

まるき葡萄酒さんは「いろ 甲州辛口 2013」がとても良かったので期待して開けました。
最初、ちょっと辛いかな~、と思いましたが、飲み進むとバランスが良くなってきました。
果実感と旨みがとても良いですね。じわ~っと染みてくる感じ。
余韻がいいんですね。

「和こころ」というコンセプトにも引っ張られてるかもしれませんが、フルーティな大吟醸とか、さわやかな香り高い麦焼酎とかに通じるものがあります。

良いワインですね。休日の夕暮れから旧友と飲みたい感じ。
「いいちこ」とか「二階堂のCMを連想させます。

このワイン、甘みがポイントですね。
飲み進むと甘みがやや強めに出てきて、えぐ味も感じるようになってきました。このへんで評価が分かれそう。

酒飲みにはちょっと甘いかもしれませんが、食事が入るとまた印象が変わってくるかもしれません。

今日の晩御飯は、アジのタタキと、人参とごぼうのかき揚げ。
ふつう青魚の刺し身にワインは合わないのですが、このワインは大丈夫です。

ニンジンとごぼうのかき揚げは、何もつけずに良く合いました。

デザートでチョコクリームのケーキがあったので合わせてみたら、完全に負けるのですがしっかり余韻を残します。
軽く感じるけど、しっかりしてるってことでしょうね。

おつまみの、練り物にはよく合いました。
合鴨スモークにも問題なし。

和食に合わせやすそうな、懐の深さを感じますね。
人に例えると、穏やかな和装の男性だけど実は細マッチョで男っぽいみたいな。

しっかりした旨みとボディのしなやかな強さを感じる、良いワインだと思います。

■楽天ショップへのリンク

和こころ 甲州[日本ワイン]

※サイトから引用
まるき自慢の葡萄畑で誇れる特徴、「不耕起草生栽培」と「サスティナビリティ」 です。
不耕起草生栽培とは、「畑を自然に近い状態で、出来るだけ人の手を入れずに栽培する」こと。 それには経験や知識をその土地にあったやり方で生かす事が必要です。 その土台となる考え方が「※サスティナビリティ」です。
まるきの畑には羊がいます
羊たちは畑を自由に歩き回り、雑草を食べながら地表を掘り起こしそして畑の中で糞を落としていきます。
他にも葡萄の葉や付きすぎた葡萄の房を地面に落としておけば羊達は餌にします。 そして出す糞はとても健康的な肥料となります。これら羊の行動がすべて畑にとってプラスとなっていくのです。
このワインの特徴
山梨県産甲州種100%使用。透明度のある明るく輝きのあるグリーンイエローゆずやグレープフルーツのような柑橘系フルーツを連想させる、綺麗で伸びやかな香りが魅力です。ややクリスピーな酸味と程よく厚みのある果実味。キレのある余韻が好印象な辛口白ワインです。
■関連情報(まるき葡萄酒のワイン)



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