GRANDE POLAIRE Esprit de vin japonais AYA 2009
日本:山梨県産主体:国産ぶどう100%
アルコール度:12%
ブドウ品種:マスカット・ベーリーA主体
リカーランドトップで、税抜き1130円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:若々しい紫がかった色調の、濃いルビー
濃淡:やや明るい
粘性:やや強め
外観の印象:若々しい色調で、透明感と輝きがある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、キャンディ、干しぶどう
<花・植物>赤い花、オリエンタルスパイス
<香辛・芳香>フォクシーフレーヴァー、カラメル
<化学物質>無し
香りの印象:フォクシーフレーヴァーがあるが、複雑で深みを感じる
【味わい】
アタック:軽め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):残糖の甘み
酸味:なめらか、はっきりした
タンニン分:軽めでサラサラした
バランス:やわらかで、スマート
アルコール度:やや強め
余韻:少し続く
【フレーヴァー】
ブルーベリージャムのような印象
【評価】
ライトでスッキリした飲み口ながら、じわっと旨みが広がり、バランスが良い
【供出温度】
10-13度 軽めなので温度低めが良さそうだけど、少し温度が上がってきたら面白くなりそう
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、6年前のワインとは思えない若々しい色調で、深い透明感と輝きがあり、美しさがあります。
香りは弱めながら、マスカット・ベーリーA独特のフォクシーフレーヴァー、キャンディやカラメル、熟成感を感じさせる干しぶどうやオリエンタルスパイス、ちょっと悪臭系の要素もあって、複雑で深みのある印象。
味わいは、ライトでスムーズなアタックから、スッキリした甘みと熟成感のある果実の印象が広がり、心地よい酸味と上品なタンニンが支えて、ややアルコール強めの印象が出てくるものの、スッキリしたフィニッシュ。
このワインはいいですね。
ポレールブランドはあまり相性が良くなくて、しかもマスカット・ベーリーAで6年前のヴィンテージ、これは完全にハズレを買っちゃったと思ってましたが、清楚でまっすぐ正直な味わいが実に良い印象です。
造り手の真摯な姿勢を感じるとでも言いましょうか、とてもクリーンなのですが、ちゃんと深みもあります。
調べると、単純に古いワインではなくて、今年の3月に発売されたいわゆる蔵出しのヴィンテージなんですね。
さすがに蔵出しだけあって、熟成感がとても効果的で、ワイン全体を落ち着かせています。
マスカット・ベーリーAでは、以前、シャトー酒折 マスカットベリーA 樽熟成 2007がとても良かったのですが、それに匹敵する良さじゃないでしょうか。
ややジュースっぽい印象もあるので、飲み進むとどう変わってくるかがポイントでしょうか。
今日の晩御飯は、自家製の焼しゅうまい。
醤油と七味で合わせました。
このワイン、穏やかな味わいなので、問題なく合います。
新玉ねぎのサラダにもさりげなくフィット。
熟成感があるので、合わせる食事の幅が広そうです。
カミさんに品種と産地を聞いたら、ニューワールドのカベルネ・ソーヴィニヨンとシラーという回答。
甘みがあって強い、という感想でしたが、確かにアルコール度の強さがあるので、ブラインドで飲んだらそんなイメージかも。
マスカット・ベーリーAと分かる人は少ないかもしれません。
価格も1200円くらいとほぼ正解。
ほんのり甘くてジュースっぽい感じも、フォクシーフレーヴァーも意外とマイナスポイントになっていません。
ただ、食事があった方が飽きないかも。
ワインだけで飲んでいると、ちょっと単調な印象になってきたかな~。
低価格の国産ワインを飲んでる人には受け入れられやすそうですが、本格的な日本ワインが好きな人にはちょっと物足りないかもしれませんね。
人に例えると、ほんわり穏やかで、フツーの生活をしてる、庶民的な女子、って感じ?
■関連リンク
グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 泉-SEN- 2010
■楽天ショップへのリンク
グランポレール エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネ 絢 赤 [2009]
※サイトより引用
エスプリ・ド・ヴァン・ジャポネとはフランス語で「日本のワインの心」を意味します。繊細でやさしい味わいと、食事に合わせやすいベストバランスにこだわったワインです。絢は色糸をめぐらした模様の美しさを意味しています。山梨県産マスカットベーリーAを主体とし、いちごや赤い果実の華やかな香りと上品な酸味、程よい熟成感とタンニンの絶妙なバランスをお楽しみ頂けます
■Amazonへのリンク
0 件のコメント:
コメントを投稿