Alain GEOFFROY BOURGOGNE PINOT NOIR 2012
フランス:ブルゴーニュ地方:A.O.C.ブルゴーニュ
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:ピノ・ノワール
町田の藏家さんで、税抜き1314円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや弱め
色調:落ち着いた黒っぽい色調の、やや明るめのルビー
濃淡:やや淡い
粘性:強め
外観の印象:透明感がある、色付きは弱め
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:
<果実>赤い果実、イチゴ、キャンディ
<花・植物>ドライフラワー
<香辛・芳香>揮発性のあるハーブ香
<化学物質>少し薬箱
香りの印象:弱めながら、華やかさがある
【味わい】
アタック:軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):弱い(ドライ)
酸味:やわらかな、はっきりした
タンニン分:サラサラした、緻密な
バランス:スマートな、流れるような
アルコール度:やや弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
ややスパイシーさのある赤い果実
【評価】
ライトでスマートな味わいながら、ピノ・ノワールらしい深みがある
【供出温度】
10-13度 軽めなので温度低めでカジュアルに楽しむのが良さそう
【グラス】
小ぶり、中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、黒っぽい落ち着いた色調で、底がはっきり見えるくらいの明るさのルビー色。
香りは弱めで、赤い果実やキャンディ、ミントやシナモンのような揮発性のあるハーブ香、ちょっと薬箱のような印象もあり、個性的で妖艶な印象。
味わいは、軽めのスッキリしたアタックから、上品なフルーツ感と穏やかな酸が広がり、スマートでクールな印象で流れるようにフィニッシュ。
とても軽めながら、スッキリした上品な味わいで、さらに香りの深みがあり、低価格でライトなブルゴーニュとしてはとても良くまとまっています。
第一印象はとても良いですね。
軽くて美味しいので、ワインだけでどんどん飲んでて、気が付くと結構酔っ払っているかも。
今日の晩御飯は、ブリの照り焼きと、お昼の残りのキーマカレー。
ブリの照り焼きは、普通だと赤ワインにはなかなか難しいメニュー。
でもこのワイン、全然生臭くもならず、自然にフィットして、さらに自己主張も残す感じで合います。
ブリを一度焼いているので、合うのかもしれません。
キーマカレーは、軽いのでワインが消えてしまうのではと思っていたら、意外と負けずに存在感を残します。
一見穏やかでひ弱そうだけど、いざとなるとかなり強気で、しっかりしてるって感じ。
このワイン、いいですね。
食事が終わって、ワインだけになっても、いままでの戦いはどこへやら、静かな感じで平穏に迎えてくれます。
なんというか、清らかな水、って感じなんですよね。
1500円を切るブルゴーニュって、あまり良いイメージがなくて、このワインも全然期待していなかったのですが、この価格帯ではいままでで一番いいかも、ってくらい。
カミさんも、ブリにもカレーにも良く合って美味しいと、高評価。
でも価格を聞くと、800円。。。
ブルゴーニュって伝えると、じゃあ1400円くらい、という感想で、ほぼ正解。
確かに軽いので、安めに感じるのはしょうがないでしょうか。
ゴーダチーズに合わせると、ホントに清らかな水のようなすっきりした印象だけ残ります。
チーズも浄化されてる感じ?
飲み進むほどに良くなってきますね。
後味と余韻がまたいいんですね。
人に例えると、チャーミングでかわいい小さい女性、見た目はカワイイけどバリバリのビジネスウーマンで、才能がある人、って感じ?
とても良いと思います。このワインオススメです。
■楽天ショップへのリンク
ブルゴーニュ・ピノ・ノワール [2012] アラン・ジョフロワ【あす楽対応_関東】
※サイトより引用
アラン・ジョフロワは1850年より4世代に渡り続く歴史あるドメーヌ。
ボーヌとパリの中間に位置し、畑はキンメリッジ泥灰土質(ジュラ紀)で南、南西向きの小高い丘に広がっています。
現在では約45haの面積を所有し世代を超えて常に伝統的で家族的な手法を守っています。
テロワールの個性を最大限に生かし、生き生きとした味わいの魅力あるワインを生産しています.
=味わい=
ガーネットの色合い、赤い果実、チェリーなどの複雑な香り。
やわらかな口当たり、素直な赤い果実の味わい、繊細なタンニン。
バランス良く飲み心地の良い赤ワイン。
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