Mesta Tempranillo BODEGAS FONTANA 2012
スペイン:内陸部地方:DOウクレス
アルコール度:13.5%
ブドウ品種:テンプラニーリョ
DSKワインの通販で、6本セット4,743円、1本あたり791円で購入。
参考価格は、1,134円。
【外観】
清澄度:濃くて分からない
輝き:強め
色調:若々しい、マゼンタに近い紫色のフチでほぼ黒に近い、濃いガーネット
濃淡:濃い
粘性:やや強い
外観の印象:若々しい、色づきが良い
【香り】
豊かさ:しっかりと感じられる
特徴:カシス、ブルーベリージャム、シナモン、グリーン系のスパイス、メントール、タバコ
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:強め
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:はっきりした、シャープな
タンニン分:緻密、サラサラした
バランス:心地よい、流れるような、アルコールの印象が強い
アルコール度:強い
余韻:短い
【フレーヴァー】
スパイシー
【評価】
優しく軽やかな飲みくちながら、アルコールが強く後味はとても辛い
【供出温度】
15-18度 アルコールがしっかりしているので温度高めの方がワインが活きそう
【グラス】
中庸
【デカンタージュ】
必要なし
【総評】
外観は、マゼンタやピンクに近い鮮やかなフチの色でほぼ黒に近く、輝きと液面のツヤがあります。
香りは、濃縮感のある果実香で、カシスやブルーベリージャム、揮発性のあるユーカリオイルやメントール、シナモンのようなスパイス香、時間が経つとやや生っぽいグリーン香に変わってきました。
味わいは、柔らかくソフトなアタックから、スムーズで流れるような心地良い酸味とタンニン、ややふっくらとボリューム感があるかと思ったら、アルコールがグッと主張して、最後はカラカラに乾くような辛いフィニッシュ。
ものすごく二面性のあるワインで、最初のアタックの優しく流れるようなスムーズさと、凶暴なアルコールの強さが、二重人格のような印象ですね。
ただ、グラスに入れて時間がたつとアルコールがだんだん馴染んできて、全体的に飲みやすくなってきました。
もう少し様子を見てみよう。
温度低めだとまろやかさが無くなって、後味の辛さが際立つので、ちょっと温度高めの方が良さそうだけど、きゅっと締めてくれる酸味がやや弱いので、冷やしたくなりますね。
時間が経つと、後味の辛さがあまり気にならなくなってきました。
スパイシーでピリピリするような味わいがこのワインの個性で、後味の辛さも個性の一つって感じに思えますね。
今日の晩御飯は、韓国の蒋(ジャン)で味付けした牛肉の炒めもの。
しっかり辛くて、甘い味付けです。
このワイン、ほんのり甘い感じがジャンの甘みとフィットして、辛さもうまく包み込んで馴染みます。
エスニックな料理に、よく合いそうです。
タイやベトナム料理とかでも甘辛いものがありますが、このワイン結構いけそうですね。
辛さをワインがうまくフォローしてくれる感じ。
おつまみで、ポリッピーの胡椒味に合わせると、これは微妙に合わない。
ワインの辛さがこしょうの辛さとぶつかって、さらに辛くなるような感じですね。
食事が終わってワインだけになっても大丈夫。
最初に感じた辛さもおとなしくなってきて、あまり気にならなくなってきました。
ワインだけでも美味しく飲めて、ひとクセある感じが面白いですね。
なかなか魅力的なワインだと思います。
カミさんの評価も上々でした。
■楽天ショップへのリンク
メスタ・テンプラニーリョ[2010]ボデガス・フォンタナ【赤】
※サイトより引用
ボデガス・フォンタナ社は、30年以上の経験と歴史を持つ家族経営のボデガです。経営にあたるカンタレーロ・モラレス・ファミリーは、安定した高い品質のワインを生産することに尽力しています。500ヘクタールにも及ぶ自社のブドウ畑が最高の品質のワインを追及するボデガの基盤を支えています。消費者とワイン愛好者に新たなワインのコンセプトを提供し、ワインの世界を代表するような堅実な経営基盤を持つ新しいボデガです。
現在の醸造責任者であるロドリゴ・エスピノーサ(Rodrigo Espinosa)氏はロバート・モンダヴィ社でのインターンシップ経験を経て、2003年スペインに移住し、現在のボデガス・フォンタナにおいてワイン造りを始めました。過去数年でより良い畑を選別し、リーズナブルで安定した品質のワインを次々と生み出しています。
このメスタはフルーティーで飲み易く、冷やしても美味しい赤ワインです。ベリー系フルーツの様なフルーティーなニュアンスときめ細かいタンニン、スッキリとした余韻を持っています。
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