ビストロ・ドゥ・ジュール 白 NV
Le bistrot de Jules Blanc NV
フランス:地理的表示無し
アルコール度:12.5%
ブドウ品種:品種不明
デリドで、税抜き572円で購入。
【外観】
清澄度:澄んだ
輝き:やや強め
色調:少しオレンジがかった、中庸のイエロー
濃淡:中庸
粘性:やや弱め
外観の印象:少し熟成感がある、輝きがある
【香り】
豊かさ:やや弱め
特徴:モモやカリンのような甘い果実香、白い花、メロン、ちょっと野菜っぽい
香りの印象:開いている、第1アロマが強め
【味わい】
アタック:やや軽い
甘み(アルコールのボリューム感も含む):豊か
酸味:爽やかな、シャープな後味
苦味:コク(深み)を与える
バランス:コンパクトな、溌剌とした
アルコール:弱め
余韻:短い
【フレーヴァー】
酸の印象が強い、フルーティ
【評価】
軽めでフレッシュだが、ちょっと酸化の印象があり、伝統産地のテーブルワインって感じ
【供出温度】
8-10度
温度低めの方がアラが出ない
【グラス】
小ぶり、中庸
【総評】
外観は、少しオレンジっぽい色調で酸化をイメージさせるが、輝きはあり、健全な印象。
香りは弱めで、モモやカリンのような甘い果実香と、そこにちょっとフローラルな印象と、野菜っぽいグリーン香があります。
味わいは、軽めのアタックから、ちょっと熟した厚みのある果実感がひろがり、少しトゲのある酸が支配的になって、舌にワックスのような感触を残してフィニッシュ。
軽めでややドライながら、フルーティさもあり、ちょっと饐えた酸の印象が伝統産地らしい感じ。
生産年が分かりませんが、店頭に並んだのは最近で若いワインだと思われ、酸化してるわけではなさそう。
大人な感じでしょうか。
サバサバしてて、気兼ねない感じで、気を使わないワインですね。
今日の晩御飯は、コンビニ弁当の、ほうれん草とベーコンのペペロンチーノ。
ほうれん草のグリーン感が合わせるポイントでしょうか。
このワイン、酸味の荒い感じが、ほうれん草のグリーン感とよくフィットします。
きっと、ニューワールドのシャルドネだと合わないメニューでしょうね。
柑橘系の果皮のような苦味と、果汁をイメージさせる酸味が、料理にフレッシュ感を加えます。
伝統産地のテーブルワインは、ちょっと荒れた感じの味わいが、料理と合わせやすかったりしますね。
食事が終わってワインだけになると、何か食べ物が欲しくなりますね。
このワイン、悪くないのですが、ちょっと癖があってあまりオススメできる感じではないかな。
ただ、個人的には嫌いではありません。
ニューワールドはジュースっぽくて物足りない、というような人にはオススメでしょうか。
2014/04/10
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